文春文庫<br> 大獄―西郷青嵐賦

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文春文庫
大獄―西郷青嵐賦

  • 葉室 麟【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167916053
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

薩摩藩主・島津斉彬に見出された若き日の西郷隆盛。一橋慶喜を新将軍に擁立し、国難に備えようとする斉彬の命を受け、徳川慶福を擁する井伊直弼らとの暗闘を繰り広げるが、やがて井伊は尊王攘夷へ弾圧を始める。主を病で失い、奄美に流された隆盛が抱く想いは…。西郷の理想を突き詰めた著者の傑作。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞し作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞を受賞。2017年12月23日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじさん

88
葉室麟は、前々から明治維新の総括する必要性を感じていて、維新に最初から最後まで関わった人物である西郷隆盛を書くことで成し遂げよう考え、書いたのが本作。島津斉彬に見いだされ、安政の大獄から逃れて奄美大島に潜居し、呼び戻されるまでの若き日の西郷隆盛を描いた作品。若き日々には、後の彼の姿を形作る萌芽がたくさん見え、読んでいてわくわくした。大獄は、西郷青嵐賦とあるように、おそらくは作者は続編を考えていたと思われる。読めないのが残念。西郷が理想とする国家とは?何だったのか?それを突き詰めた葉室麟の渾身の1冊。2024/06/26

coldsurgeon

9
島津斉彬に見出され、安政の大獄から逃れ奄美大島に潜居し、呼び戻されるまでの若き西郷隆盛の物語。維新前夜の流れはよく知られているが、維新を成し遂げた西郷隆盛は何を想い事を進めたのかは、あまり知られていないし、謎とも思われている。著者は、一つの解を提示している。道義のある国を創ろうとしていたのではないか、と。コロナ禍の日本が、経済成長を重視しすぎて道義を顧みない国になっているのを、改めて感じる。2021/02/11

shimashimaon

6
時代背景として将軍継嗣問題、条約勅許問題、安政の大獄が描かれますが、本書の主題は謎とされる西郷の人物、思想の萌芽を描くことだと思います。岡崎久彦は『陸奥宗光』で、東洋思想を拠り所とする西郷は西洋を文明ではなく野蛮とみなし(力まかせに中国を蹂躙する姿はまさにそうなのだが)、そのために帝国主義の国際政治で日本の舵取りを担うには限界があったと評しています。一方、勝海舟は聖人と評してその死を惜しんだ。近思録や言志録、王陽明略歴、奄美大島での経験の影響を垣間見れました。『天翔ける』も『翔ぶが如く』再読も楽しみです。2022/04/23

Ippei Ashida

5
将軍継嗣問題、安政の大獄から、奄美大島へ流され、鹿児島に戻るまでの西郷隆盛を描く。 これからでは‥と思うところで終わるが、島津斉彬のもとで奔走する西郷さんに着目するのが面白い。 やっぱ幕末の島津斉彬、松平春嶽あたりは渋くてかっこいい。2023/12/12

shiggy

5
今からってところですが、著者は亡くなられてたのか・・・。続きが読めなくて残念。2021/10/25

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