出版社内容情報
累計150万部の大ヒットファンタジー『八咫烏シリーズ』の外伝集。
異世界「山内」の壮大な歴史の流れの中、主要人気キャラクターたちは
どんな風に育ち、一方でどんな関係を結び、事件の裏側でなにを思っていたのか。
美貌の姫君へのかなわぬ想い、愛を守るための切ない大嘘、
亡き人が持っていた壮絶な覚悟、そして、「命をかけた恋」……
本編では描かれなかった、「恋」の尊い煌めきが満ちる魅惑の短編集。
2020年ついにスタートした第二部『楽園の烏』の前に必読!の書。
担当編集者より
美しい異世界を舞台に、「命をかけた恋」がキラキラと輝いています。大ヒット「八咫烏シリーズ」本編を読んできた人にとっては、胸が苦しくなるほどの切なさと喜びが、阿部智里を初読の人は、その鮮やかで深い人間(?)ドラマの迫力に感動するはずです。
20歳のデビュー以来、止まらぬ勢いの
阿部智里の初短編集ぜひご堪能ください!
目次
用語解説
人物紹介
しのぶひと
すみのさくら
まつばちりて
ふゆきにおもう
ゆきやのせみ
わらうひと
文庫あとがき
内容説明
「どうあったって、成就することのない恋だ。さっさと諦めて、楽になってしまいたかった」―身分違いゆえに深く秘めた想い、愛する人の窮地を救うための切ない嘘、自らの命をかけた覚悟の恋が、異世界「山内」の歴史の流れの中で宝石のように煌めく。大ヒットファンタジー「八咫烏シリーズ」本編では語られなかった、あの人の物語。
著者等紹介
阿部智里[アベチサト]
1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、20歳という史上最年少の若さで松本清張賞を受賞。デビュー作『烏に単は似合わない』は高い評価を受けた。13年続篇の『烏は主を選ばない』、各小説誌に短篇も発表。14年早稲田大学大学院文学研究科に進学、17年修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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