出版社内容情報
人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか。草彅剛がトランスジェンダーを演じた話題の映画を、監督が自ら小説化。
内容説明
故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立つ、トランスジェンダーの凪沙。ある日、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることになる。常に片隅に追いやられてきた凪沙は、孤独の中で生きてきた不幸なバレリーナの一果と出会い、母性の芽生えを自覚するが…。切なくも美しい現代の愛を描く、奇跡の物語。
著者等紹介
内田英治[ウチダエイジ]
リオデジャネイロ生まれ。週刊プレイボーイ記者を経て映画監督となる。2014年の映画「グレイトフルデッド」が海外で注目されたことをきっけに、「下衆の愛」がスマッシュヒットを記録。東京国際映画祭、ロッテルダム映画祭など50以上の海外映画祭にて上映。イギリス、ドイツなどでも公開され、イタリアではリメイクもされた。作家性を前面に出したオリジナル脚本にこだわり、海外展開を視野に置いた映画作りを行っている。2019年にはNetflix「全裸監督」の脚本監督を担当して大きな注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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