文春文庫<br> 風に恋う

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文春文庫
風に恋う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167915094
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

かつては全国大会金賞、マスコミにも頻繁に取り上げられた、名門高校吹奏楽部。

幼馴染の基(もとき)と玲於奈(れおな)は入部したものの、現在の部にかつての

栄光は見る影もない。

そこへ、黄金時代の部長だったレジェンド・瑛太郎がコーチとして戻ってきて、

あろうことか3年生たちを差し置いて、1年の基を部長に指名する。



選抜オーディション、受験との両立。嫉妬とプライド渦巻く部で

孤立する新入生男子の部長は果たして、全国大会開催地・名古屋国際へ

行くことができるのかー―





かつての輝きを懐かしむすべての大人たち、

部活動に青春をささげるすべての中高生の胸に、

リアルな言葉が突き刺さる王道青春エンタメ小説!



人気作を連発する額賀澪が、松本清張賞受賞作『屋上のウインドノーツ』

から10作目に原点である吹奏楽を舞台に挑んだ渾身の大感動エンタメ!

内容説明

かつては三年連続全国大会金賞、マスコミにも頻繁に登場した名門高校吹奏楽部に入部した基。コーチの瑛太郎は、あろうことか新入生の基を部長に指名した―嫉妬とプライド、受験プレッシャーを乗り越え、全国大会へと復活できるのか。切実でリアルな言葉が突き刺さる!涙腺決壊の王道エンタメ小説。

著者等紹介

額賀澪[ヌカガミオ]
1990年、茨城県行方郡(現・行方市)生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業後、広告代理店に勤務。2015年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞受賞。同年『ウインドノーツ』(単行本改題『屋上のウインドノーツ』)で第22回松本清張賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

171
『ぶつかり合うから、音楽は輝くんだ』。そんなコンクールの場へと青春をかけていく高校生たちのひたむきな想いがたっぷり詰め込まれたこの作品。そこには、『そうだ、こういうのが楽しくて、嬉しいから、吹奏楽は楽しいんだ』と、演奏によって一つの理想の世界を作り上げていく生徒たちの瑞々しい姿が描かれていました。“王道のコンクールもの”として、額賀さんが『入れられるものは全て入れよう』とその思いの丈を注いで描かれたこの作品。青春ってやっぱりいいよね、デビュー作の読後同様にそんな想いいっぱいに満たされた、そんな作品でした。2022/03/23

おしゃべりメガネ

109
5年半ぶりの再読。これもやっぱり泣けました。でも、前に読んだトキよりちょっと不思議な違和感みたいなのが残ってしまい、なんだろうって思いましたが、きっと主人公の一年生部員「茶園」が泣きすぎキャラだからかもしれません。埼玉にあるとある吹奏楽の名門校の青春溢れる物語。とはいえ決してキラキラモードだけで終わらせないのが、額賀さんならではです。吹奏楽部出身や現役吹奏楽関係者の方はぜひ手にとっていただきたい作品です。過去の栄光に逆に呪われて日々を過ごすって、ちょっとキツいですね。何事もまずは楽しむコトが大切かな。2024/03/26

名古屋ケムンパス

66
ゆるぎないスポ根青春小説の吹奏楽決定版です。千間学園高校吹奏楽部部長、アルトサックス奏者の基の葛藤や熱情を余すことなく伝えます。でも、作品は吹奏楽をこよなく愛し、母校の吹奏楽部の担当教師として戻ってきたかった千学卒業生瑛太郎の再生の物語でもありました。音楽に人生をかける価値を見つけた者は誰しも麗しい勝者となるのです。2024/04/12

ナミのママ

65
単行本で読み損なったので文庫を待っていました。額賀さんの王道的な青春作品。今作の舞台は高校の吹奏楽部。その部員、そして若きコーチ。わかりきったようなストーリーに(!)どっぷりとハマり、嫌なニュースを忘れ、この世界を堪能しました。自分の高校時代と重ねる事もなく、今読むこの作品は別次元のように面白かった。まさに現実逃避にはうってつけの作品でした。2020/07/25

Comit

62
積読本~かつては強豪校と呼ばれ、今ではダメ金すら取れなくなった吹奏楽部が全国コンクールを目指す物語。復活のためコーチを任されたのは、母校のOBで、全日本コンクール出場経験のある不破瑛太郎だった…憧れだった不破の背を見て、吹奏楽にのめり込み、燃え尽き、それでも千間学院に入学した茶園、そんな彼に、かつての自分を重ねる不破、2人の出会いは2人のこれからを大きく変える。力強く、それでいて爽やか、タイトルも素敵な作品。2021年ラストの1冊。そして2021年マイベスト10に入る本でした✨2021/12/31

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