文春文庫<br> 死体は語る〈2〉上野博士の法医学ノート

個数:
電子版価格
¥690
  • 電子版あり

文春文庫
死体は語る〈2〉上野博士の法医学ノート

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年12月05日 06時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167914455
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

首吊り自殺と絞殺の違いは? 「砂を吸い込んだ溺死体」は何がおかしい? 物言わぬ死体から真相を明らかにする上野法医学の決定版!

内容説明

焼け跡から発見された頸や顔が焼け焦げた母子の死体。監察医の著者は、焼死ではない、「絞殺死」だと見破る。その根拠とは?死斑の色に、まぶたの裏に、頭蓋骨の奥底に、本当の死因は隠されている。捜査機関から絶大な信頼を得た元監察医が、二万体を超す検死実績から導き出した、死体の声無き声を聴く「上野法医学」決定版。

目次

偽装を見破った話(死斑篇)
弁慶の立ち往生(死体硬直篇)
真冬の水風呂(体温の冷却篇)
死んでも髭や爪は伸びるのか(死体の乾燥篇)
青鬼・赤鬼・黒鬼・白鬼(死亡時刻の推定篇)
生前のきず、死後のきず(生活反応篇)
語らぬ死体が語り出す(出血・うっ血・溢血点篇)
顔がうっ血している死体(窒息篇・その1)
窒息死の謎を解け(窒息篇・その2)
耳から溺れる話(溺死篇・その1)
水中死体は溺死とは限らない(溺死編・その2)
メッタ刺しは小心者の仕業?(損傷編・その1)
飛び降り自殺は足から着地?(損傷編・その2)
頭部への衝撃が本当に怖い理由(損傷篇・その3)
外傷を見れば事件が分かる(交通外傷篇・その1)
墜落外傷と交通外傷は似ている(交通外傷篇・その2)
銃でどこを撃てば人は死ぬか(銃創篇)
火傷死、焼死、熱中症(その他の外因死篇・その1)
凍死、感電死、飢餓死(その他の外因死篇・その2)
生と死を考える(嬰児殺篇)
独り歩きをする毒物(中毒篇・その1)
青酸化合物、練炭ガス、サリン(中毒篇・その2)
酒は百薬の長か(中毒篇・その3)
砒素、トリカブト…まだある毒物(中毒篇・その4)
元気な人の突然死(内因性急死篇)
人はいかにして死ぬか(尊厳死、安楽死、終末医療篇)

著者等紹介

上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929(昭和4)年、茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。59年、東京都監察医務院の監察医となる。84年から同院長となり、89年退官。以後、法医学評論家として執筆活動を始め、89年、初の著書『死体は語る』が、70万部を超える大ベストセラーとなる。その他、専門書、学術論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

27
上野先生のご遺体に対して真摯に向き合い、死因を明らかにする姿勢がとても好き。遺族からすると不審死のままだったりするとずっとモヤモヤしそうだし。読みやすく解説も解りやすかった。2020/03/15

うさっち

25
警察官向け専門誌で連載したコラムをまとめたもので写真や専門的な部分もあり、まさにタイトル通り「法医学ノート」といった感じで少し難しかった。2020/03/13

Yuki

17
前回はエッセイの色味が強かったが、今回はミステリ風に検死の知識を得られる本だと思った。まさにタイトル通り、死因をごまかそうとしても死体は語るということを教えてくれる。とはいえ、監察医制度を設けている都市は全国で4ヶ所と少なく、こういったものをどこでも見破られるわけでもなさそうという現実は存在するようだけど……。ドラマ「アンナチュラル」の法医学パートにワクワクするような感じ。2020/04/01

アルカリオン

16
警察官向け月刊誌(そんなのがあるのか!)「BAN」の連載をまとめたもの。そのせいか、上野氏の他の著作よりも実践的というか細部分析的な筆致となっている。やや読みにくい感じがあり、上野氏の多くの著作からあえて優先的にこれを読む必要はないかなと思った▼本書でも少し触れられているが、他の著作で氏が強調しているのが「高齢者の自殺原因」統計の不正確さ。遺族は世間体等を考えて「病苦」を理由に挙げるが、実際には家族からの冷遇等、人間関係を苦にしてのものが多いと思われる。2021/06/06

P.N.平日友

12
1に引き続き読了。1よりも現場の知識が細かく、かなりリアルな内容となっている。人間の生々しい犯行の動機を法医学が解き明かすリアルがなんともカッコいい。ただ、現実は人材不足で過酷な環境であることもふれられており、なんとかならないものかと心苦しくもあった。上田氏の研究についてよく知らないけれどかなりマイノリティな論文を書いてたりするような記載があり、機会があれば読んでみようと思う。全体を通してリアルなので夜中に読まないほうがよいかと。2020/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14985273
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。