出版社内容情報
「マイナスイオンドライヤーは廃止すべきです」大手家電メーカーに勤める科学マニアの賢児は、正論を振りかざして鼻つまみ者扱いに?
内容説明
大手電器メーカーに勤める科学マニアの賢児は、非科学的な商品を「廃止すべきです」と言ったばかりに、商品企画部に島流しになる。「マイナスイオンなんて存在しません」。正論を主張する彼は、やがて部の鼻つまみ者扱いに!?自分の信念を曲げられずに日々会社で戦っている、すべての働く人に贈るお仕事小説。
著者等紹介
朱野帰子[アケノカエルコ]
東京生まれ。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、デビュー。13年、『駅物語』がヒット。15年、『海に降る』が連続ドラマ化。19年、まったく新しいお仕事小説『わたし、定時で帰ります。』が連続ドラマ化され、大きな話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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