出版社内容情報
人生で人間の上機嫌はいちばんすてきなもの――愛するものを一つでも多く、毎日を楽しくする名人・田辺聖子さんが遺した珠玉の言葉。
内容説明
「コセつかず、咎めだてせず、目を三角にしないこと」「相手の知らぬことをいうときは、羞じらいをもっていうべき」「男は犬に似ている」人生を面白く愉しむ達人・お聖さんのチャーミングな言葉366。白黒つけない曖昧な部分にこそ宿るオトナの智恵が、硬い頭と心を解きほぐしてくれる。人生で一番すてきなものは、上機嫌!
目次
一月 人生をおいしくする
二月 愛するものを一つでも多く持っているということ
三月 いそいそとする
四月 面白がる
五月 気をとり直す、という才能
六月 幸福の味わい
七月 上機嫌はいちばん
八月 ロマンチックというのは
九月 言葉の魔法
十月 夢をあきらめない
十一月 毎日の楽しさ、というもの
十二月 人生のタカラモノ
著者等紹介
田辺聖子[タナベセイコ]
1928年大阪生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒。64年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で芥川賞受賞。軽妙洒脱でユーモラスな小説を主体に歴史エッセイ、評論など幅広く活躍。87年「花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女」で女流文学賞、93年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞受賞。95年紫綬褒章受章。98年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で泉鏡花文学賞、井原西鶴賞、99年読売文学賞受賞。2000年文化功労者。03年「姥ざかり花の旅笠―小田宅子の『東路日記』」で蓮如賞受賞。「田辺聖子全集」(全24巻・別巻1)の完結により、06年度朝日賞を受賞。08年文化勲章受章。19年6月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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