出版社内容情報
「魔法使いマリィ」シリーズ第3弾。『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』『魔法使いと刑事たちの夏』に続く、人気ユーモアミステリーシリーズ。
八王子署の若手刑事・小山田聡介の家に住み込む家政婦の少女マリィ。彼女は魔法で犯人が分かるが、それじゃあ証拠にならないから逮捕できない。聡介の意外に冴えた脳細胞が動き出す。「はじめに犯人が分かり、あとから推理する」という倒叙法ミステリーの傑作が、「魔法使いのキュートな少女」という奇抜で魅力的なキャラクター設定から生み出される。美人警部の上司に蹴られることを喜びとする一見ヘタレな刑事・聡介の、八王子近辺の平和を守る名推理もみどころ。
今回もアリバイ崩しに、ダイイングメッセージ解読にと、派手な大活躍をする聡介とマリィ。それに目をつけたオカルト誌「マー」が、二人につきまとう。マリィの魔法を嗅ぎつけられたら、二人のコンビは消滅の危機か? そして八王子の未来はどうなる!
ドラマ・映画で大ヒットした「謎解きはディナーのあとで」の原作者による、軽快な「萌えキャラ」シリーズの最新作です。
〈収録作〉・魔法使いと偽りのドライブ ・魔法使いと聖夜の贈り物 ・魔法使いと血文字の罠 ・魔法使いとバリスタの企み (初出・「オール讀物」2015年2、7、12号、2016年8月号)
内容説明
八王子署のヘタレ刑事・聡介の家に住み込みで働く家政婦兼魔法使いのマリィ。聡介の行く先々で事件が起きるたび、マリィが魔法で解決(?)してきた。ある日、魔法の秘密をオカルト雑誌が嗅ぎつけ、マリィが姿を消した―。本格ミステリと魔法の衝撃的な融合が生み出す、前代未聞のユーモアミステリ、人気シリーズ第三弾。
著者等紹介
東川篤哉[ヒガシガワトクヤ]
1968年、広島県尾道市生まれ。岡山大学法学部卒。1996年、鮎川哲也編『本格推理(8)』に「中途半端な密室」が初掲載。2002年、『密室の鍵貸します』が光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「Kappa‐One」第一弾に選ばれて長篇デビュー。気鋭のユーモアミステリ作家として注目を集める。『謎解きはディナーのあとで』で、2011年本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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