文春文庫<br> どうかこの声が、あなたに届きますように

個数:
電子版価格
¥743
  • 電書あり

文春文庫
どうかこの声が、あなたに届きますように

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月26日 19時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167913496
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

祖母と二人静かに生活する元地下アイドルの夏海が、ラジオパーソナリティに!? 初収録の日、とんでもない事態が。文庫書き下ろし!

内容説明

とある事情から地下アイドルを辞め、マスクを手放せなくなっていた奈々子は、ある日ラジオ局のディレクター黒木から、番組アシスタントにスカウトされる。初日の生放送は後に「伝説の十秒回」と呼ばれる神回となるが―。絶望を抱える中学生、子どものいない夫婦、切実な日々を生きるリスナーに、奈々子の声は響くだろうか。

著者等紹介

浅葉なつ[アサバナツ]
四国生まれ。2010年に第17回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞を受賞、『空をサカナが泳ぐ頃』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

131
神様の御用人が好きでその人だ!って思って図書館で借りて初めはなかなかしっくり来なくて返そうかなって思ったけど、途中で返さなくて良かった!!読んで良かった!!事件の被害者で顔に大きな傷を負ってからマスクを手放せなくなった菜々子。だがある日、ラジオのアシスタントにスカウトされる。菜々子の人徳なのかスタッフ、リスナーなどいい人ばかりが集まってきて苦難を乗り越えていく。毎朝お弁当作りながらラジオは聞いているけどまた違った聞き方ができそう(•◡•〟)2019/11/21

五右衛門

122
読了。神様シリーズの作家さんなので読んでみました。又全く違う視線というか作風で自分自身が小、中、高とどっぷりラジオに浸っており作中でもあった想像力がすべてというのは本当に深く頷きながら読みました。(パーソナリティーの写真とかが掲載された雑誌を見てがっくり来たことも)深夜番組を上げればきりがないくらいです。けれど主人公(発信側)にも色々な事情があり、でもリスナーの為にと…今になって余計に身に沁みました。ガッツリではなく、少しだけ明日も頑張ってみようかな、と思わせられました。又来週!2020/09/14

bookkeeper

121
★★★★★ 初読。アイドルとして活動し始めた矢先に顔と心に傷を負ってしまった主人公。ラジオ番組のアシスタントとして活動を再開するが、彼女の声は誰かに届くのか…?  ラジオといえば、残業続きだった昔にタクシーの車内でよく流れていた。パーソナリティさんの笑い声やぶっちゃけ話が、TVよりも素に近い様な気がしました。その程度しかラジオに縁の無い私にも、とても心に沁みるお話し。リスナーさんやスタッフとの絆に、何度か泣きそうになりました。ラジオならではの軽妙な受け答えもツボで、ニマニマさせられます。うーん、いいな。2020/04/28

ひさか

113
別冊文藝春秋2019年9月号のTALK#01伊澤春奈,31歳、TALK#02小松奈々子,20歳、と残りを書下ろして、2019年9月文春文庫から刊行。ラジオパーソナリティの奈々子の8年間を綴ったお仕事、人情ストーリー。浅葉さんなので、多少の不思議があるかなと予想したのですが、はずれてましてシリアス路線でした。興味深い狙いどころで、ワクワク感は、あるものの、わざとらしいストーリー展開に若干ひいてしまう箇所もありましたが、それなりに楽しめました。2020/11/23

よつば🍀

108
主人公は地下アイドル時代に心身共に傷を負い祖母の元で目立たぬ様ひっそりと生活をしていた20歳の小松奈々子。ある日、突然現れたラジオ局のディレクター黒木に番組アシスタントとしてスカウトされる。小松夏海の名前でリスナーの悩みに真剣に向き合い、自らも過去のトラウマと戦い続ける。顔が見えず、声と言葉だけで相手に伝えなければいけないラジオという媒体の深さを感じ、ラジオパーソナリティの役割の重さを感じる。毒親問題を絡めながらラストでは主人公の凛とした決断に胸がすく。本作でラジオアプリの存在を知り読後にDL。中々良い!2019/11/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14167325
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。