文春文庫<br> 皇后雅子さま物語

電子版価格
¥968
  • 電書あり

文春文庫
皇后雅子さま物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167913236
  • NDC分類 288.44
  • Cコード C0195

出版社内容情報

令和の皇后となられた雅子さま。ご成婚時の輝くような笑顔を、闘病生活のなかでどう取り戻されていったのか。半生を網羅した決定版!

内容説明

令和の新皇后、雅子さま。その皇太子妃としての道のりは平坦ではなかった。ご成婚パレードでの笑顔はなぜ失われたのか?お世継ぎ問題、「適応障害」の真相は何だったのか?長年にわたり雅子さまの実像を追う唯一のジャーナリストが描く、新皇后の素顔とは。

目次

幸せの黄色いワンピース
帰国子女の憂鬱
「根無し草にはなりたくない」
新人外交官の悩み、お妃候補への戸惑い
皇太子妃選定「極秘プロジェクト」
ご成婚―雅子さんのいちばん長い日
「新皇太子妃」に差す影
長官が尋ねた「お身体のこと」
愛子さまご誕生までの全舞台裏
涙が止まらない
「人格否定発言」初めて語られる真相
ようやく治療がはじまった
裕仁さまご誕生―急転する皇室の運命
愛子さまが学校に行けなくなった日
ご成婚二十年―雅子妃はお幸せだったのか
令和の皇后として

著者等紹介

友納尚子[トモノウナオコ]
1961年生まれ。新聞記者、雑誌記者を経て独立、2004年にフリージャーナリストとなる。社会事件など幅広いテーマで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いの

19
この「皇后雅子さま物語」を読み家族の在りかたを考えるとともに、東宮御所や「千代田」との温度差また宮内庁との溝を突きつけられ辛く悲しい気持ちとなりました。雅子皇后を擁護する内容であることには間違いのない本です。そして今の皇室を知るひとつの手がかりにもなっていました。多くのエピソードに私は何度涙が流れたかしれません。暗くて長いトンネル。でも私には家族三人の幸せそうなお姿が目に浮かぶのです。はじける光のような笑顔とともに。2019/07/16

ココマ

9
簡単に逃げられない舞台で苦悩した女性、雅子様は異文化の中で育ち確固たる夢を持つ輝く若者だった。しかしその時既に知らない所で妃候補として目をつけられていた。そして女性は何よりも男子を産む以外存在理由がないとばかりの扱いを受ける皇居生活が始まる。情報開示のなさ故に多くの人からリハビリで行動しても怠けと否定的にとられ、弁明の場もない立場でいることに通常は耐え難いと思う。色々なタイミングも対人運もないという気の毒さが目立つ。宮内庁の旧式さと女性の意義について考えさせられる本だった。2019/12/29

Naomi

3
もともと雅子さまが好きだったのでこの本を手に取りましたが、読み終えてますます好きになりました。彼女の本心を聞くことは今後も叶わないのでしょうが、これからも彼女の笑顔をずっと見ていたいです。2019/12/11

kobayo

3
折々に出てくる東宮、千代田、宮内庁という皇室をとりまくところが複雑であることがわかる。ゆえに誤解を生み、自由に発言できない個人を置去りにしているようにも思った。2019/08/10

よむよむ

2
天性の才能や素質に加えて、恵まれた環境のもと努力を重ね、唯一無二の輝かしい女性として皇室に迎えられた雅子さま。ところが、不妊、適応障害、我が子の不登校というお辛い状況に見舞われるも世間の理解は得られず、試練の月日を過ごされた。そのご経験が肥しとなり、弱き者、価値観の違う者をも温かく受容する懐の深さとなって、多様性の時代を担う皇后になられるに違いない。 不妊、精神疾患、不登校に対する世間の無理解は、雅子さまの場合に限らない。そんな風潮に動じず、雅子さまを信じて守り続けた現天皇の愛情と信念にも胸を打たれる。2020/10/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13885433
  • ご注意事項