出版社内容情報
安倍政権をゆるがした加計学園問題は、アメリカ留学時代の「腹心の友」から始まった。複雑な利権構造を徹底取材、参院選に必読!
内容説明
安倍首相「腹心の友」が掴み取った52年ぶりの獣医学部新設。そのレールを誰が敷いたのか?浮かびあがる米留学以来の“義兄弟”関係、夫人たちのサークル、教育にはびこる政・財・官の利権構造―「政治とカネ」問題で当代一の著者が徹底取材で核心を解き明かした。2018年大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
目次
第二の加計学園
悪友サークル
加計の野望
海外戦略の手助け
政治とビジネス「商魂」
国家戦略特区というレール
下村文科大臣の献金疑惑
前川の乱「疑惑の核心」
内閣府vs文科省
延期された学部の設置認可
政権延命の末
著者等紹介
森功[モリイサオ]
1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒業。『週刊新潮』編集部などを経て、2003年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年の「ヤメ検―司法に巣喰う生態系の研究」、09年の「同和と銀行―三菱東京UFJの闇」(ともに月刊『現代』掲載)の両記事が2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞」作品賞を受賞。18年、『悪だくみ―「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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