出版社内容情報
互いの道を歩み始めた幼なじみの律と鈴愛を待ち受ける運命とは…。ドラマで放送されなかった、著者渾身のセリフも収録された完全版。
北川 悦吏子［キタガワ エリコ］
著・文・その他
内容説明
スズメはついに漫画家デビューを果たす。就職が決まり、ロボットを発明する夢を叶えようとしているリツは、故郷でスズメにプロポーズをするが、一人前になるために足掻いていたスズメはそれを受け入れられなかった。時は流れ漫画家として行き詰まったスズメは、リツが結婚したことを知る…。半世紀にわたる物語、感動の完結。
著者等紹介
北川悦吏子［キタガワエリコ］
脚本家、映画監督、エッセイスト。１９９２年、「素顔のままで」で連続ドラマの脚本デビュー。数々のヒット作を手がけ、「ラブストーリーの神様」と呼ばれる。「ビューティフルライフ」では、向田邦子賞、橋田賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こーた
52
ドラマも見て展開は分かっているのに、やっぱりユーコのシーンでは泣いてしまいそうでした。電車の中なのでグッと我慢しましたが。主な登場人物が自分と同世代ということもあり、感情移入しまくりのドラマ&小説でした。また何回も読みたい作品。そして北川先生の次回作を楽しみにしてます。2019/02/01
ユザキ部長
47
実は、上巻読み終えて、みんなのレビュー後知った。連ドラだったんだ（笑）なんか聞いたことあるなぁ〜で借りた本。長い。とにかく重量ずっしり。これドラマ演じきれたのかな？人に歴史あり。どのような人となりか、ひと言じゃ語り尽くせないが。紆余曲折。猪突猛進。気合いと根性で過ごした。あっ晴れでした。2023/02/01
Walhalla
36
ドラマは全話観ましたので、結末まで全て知っていたのですが、改めて面白い作品だったと思います。朝ドラ1作分なので、上下巻を合わせてすごいページ数でしたが、どんなシーンも見逃せません。楡野家も、萩尾家も、みんな素敵な家族だなぁと、改めて感じました。物語自体は北川悦吏子さんのオリジナルだそうですが、あの扇風機にはモデルがあるのですね。そちらも興味津々です。2022/09/08
はるき
35
朝ドラの最後を観る前に読んでしまった。正直、漫画家修行編が終わってから勢いが落ちたと思っていました。でも、でも、でも！なにこの怒涛の後半戦。人生の荒波に何度も飲まれそうになりながら、不屈の精神で苦難に立ち向かうスズメの選ぶ道を、沢山の人に知ってもらいたい。良作でした。2018/08/29
アズマ
28
途中読んでいて辛いシーンもかなりあったけど、スズメがパワフルでした。リツとの関係も色々あったけどいいコンビでした。2020/01/18
