出版社内容情報
自殺、安楽死、脳死、臨死体験。長きにわたり、生命の不思議をテーマとしてきた「知の巨人」が、喜寿を迎えて辿り着いた結論とは?
立花 隆[タチバナ タカシ]
著・文・その他
内容説明
自殺、安楽死、脳死、臨死体験。長きにわたり、人の死とは何かを思索し続けた“知の巨人”が、正面から生命の神秘に挑む。「死ぬというのは夢の世界に入っていくのに近い体験だから、いい夢を見ようという気持ちで自然に人間は死んでいくことができるんじゃないか」と、がん、心臓手術を乗り越えた現在の境地を率直に語る。
目次
第1章 死はこわくない(「死」を怖れていた若き日;ここまでわかった「死の瞬間」;がんと心臓手術を乗り越えて)
特別エセー ぼくは密林の象のごとく死にたい
第2章 看護学生に語る「生と死」(人は死ぬ瞬間に何を思うか;死にゆく者へのインタビュー;厳しい看護師の現場 ほか)
第3章 脳についてわかったすごいこと(「意識」とは何か;脳科学「最大の謎」とは;脳はケミカルマシン ほか)
著者等紹介
立花隆[タチバナタカシ]
昭和15(1940)年、長崎県生まれ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文藝春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けている。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あすなろ
s-kozy
やまちゃん
DEE
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減