出版社内容情報
もし地球が一面、海に覆われていたら……。逆に水量が十分の一に減ったら……。生命が存在する惑星は、地球以外にもあるはずだ!もし地球の水の量が10分の1だったら? もし太陽系に木星がなかったら?
「生命の存在する星は、地球にも必ずあるはずだ」という信念のもと、
様々な「if」を想定しながら、生命が存在できる惑星の条件を、
宇宙生命学の世界的研究者・阿部豊氏が明快に答える。
2016年科学ジャーナリスト大賞受賞作!
解説は、阿部豊氏ご夫人の阿部彩子さん(東京大学大気海洋研究所教授)と、
2015年に大宅壮一ノンフィクション賞を受けた須田桃子さん(毎日新聞科学環境部記者)。
【目次】
序 章 地球以外のどこかに
第1章 水
第2章 地面が動くこと
第3章 大陸
第4章 酸素
第5章 海惑星と陸惑星
第6章 惑星の巨大衝突
第7章 大気と水の保持
第8章 大きさ
第9章 軌道と自転と他惑星
第10章 恒星
結 び 「ドレイクの方程式」を越えて
補 遺 磁場は生命に必要なのか
解 説――「信念」を「科学」に変える 阿部彩子
文庫版のための解説――科学は「人の営み」 須田桃子
阿部 豊[アベ ユタカ]
著・文・その他
内容説明
満天に星が輝くこの空のどこかに、生命を宿す星はあるのだろうか。誰もが抱く疑問に、宇宙生命学の泰斗が答える。もし地球の水の量が10分の1だったら?もし太陽系に木星がなかったら?様々な「if」を想定しながら、生命が存在できる惑星の条件を明らかにする。2016年科学ジャーナリスト大賞受賞作。
目次
地球以外のどこかに
水
地面が動くこと
大陸
酸素
海惑星と陸惑星
惑星の巨大衝突
大気と水の保持
大きさ
軌道と自転と他惑星
恒星
「ドレイクの方程式」を超えて
著者等紹介
阿部豊[アベユタカ]
1982年、東京大学理学部地球物理学科卒業。1987年、東京大学大学院博士課程修了。惑星の形成過程を主な研究対象とし、1992年、東京大学理学部助教授を経て2007年より同大学院理学系研究科准教授として教鞭をとる。2011年に、コンピュータによる気候変動の予測モデルを用いて、地球上の水の量を極端に減らすとどうなるかなどの条件を数値実験。妻で気候学者の阿部彩子(東京大学大気海洋研究所教授)との共著論文「陸惑星の生存限界」を『アストロバイオロジー』誌に発表し、世界的な話題となった。2003年、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。3年の月日を経て書き上げられた『生命の星の条件を探る』は2016年、科学ジャーナリスト大賞を受賞した。2018年1月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
uD
hukkey (ゆっけ)
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
jolly