文春文庫<br> 昭和史の10大事件

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文春文庫
昭和史の10大事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167910396
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

昭和史の大家と天才小説家は下町の高校の同窓生! 二・二六事件から宮崎勤事件、日本初のヌードショーまで硬軟とりまぜた傑作対談。

宮部 みゆき[ミヤベ ミユキ]
著・文・その他

半藤 一利[ハンドウ カズトシ]
著・文・その他

内容説明

意外な顔合わせのお二人は、なんと東京下町の高校の同窓生(ただし30年違い)。宮部さんの歴史ミステリー『蒲生邸事件』の題材でもある二・二六事件から、東京裁判、金閣寺焼失、第五福竜丸事件と『ゴジラ』、日本初のヌードショーまで!硬軟とりまぜザックバランに語った痛快対談。歴史探偵と作家の眼で「昭和史」が立体的に見えてきます。

目次

1 昭和金融恐慌
2 二・二六事件
3 大政翼賛会と三国同盟
4 東京裁判と戦後改革
5 憲法第九条
6 日本初のヌードショー
7 金閣寺焼失とヘルシンキ・オリンピック挑戦
8 第五福竜丸事件と『ゴジラ』
9 高度経済成長と事件―公害問題・安保騒動・新幹線開業
10 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮崎勤事件)

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年生まれ、東京・深川育ち。法律事務所勤務を経て、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以降、「龍は眠る」で日本推理作家協会賞(92年)、「火車」で山本周五郎賞(93年)、「蒲生邸事件」で日本SF大賞(97年)、「理由」で直木賞(99年)、「名もなき毒」で吉川英治文学賞(2007年)など数々の賞を受賞

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京・向島生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)など著書多数。『昭和史1926‐1945』『昭和史戦後篇1945‐1989』で毎日出版文化賞特別賞、2015年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

153
何かの歌詞ではないが、あの日あの時あの場所で起こることで今がある。偶然によって導かれた必然がこの世にはあることを感じさせられる。昭和という時代を10の事件で一連の流れとして読むとそれが実によく解る。2人が殊更に述べているのは歴史は語り継がれることが大事だということ。そして今年平成も幕を閉じようとしている。我々はもうじき平成を振り返るべきだろう。昭和から何を学び、そして教訓として活かしたのか。そして新たに何を生み出したのか。その功罪について検証し、語り継がねばならない。いやあ、実に有意義な読書でした。2019/02/01

yumiko

90
実は思っていたのとはちょっと違った。でも違っていたからこそ面白かったし、勉強にもなった。なるほど確かに歴史とは流れで見ていくものなのだ。事件という言葉に捉われることなく、その出来事が歴史の流れの中でどのような位置にあるのか…。それがお二人の軽妙でありながら本質を掴んだ対談ですうっと頭に入ってきた。学校で教えてもらわなかったから、と自らの無知を言い訳しがちな昭和史。この年齢になってそれは流石にもう恥ずかしい。気になるものからでも、少しずつ理解を深めていきたい。昭和史の流れを押さえたい方に是非オススメ♪ 2018/03/29

おか

83
宮部さんと半藤さんの昭和を代表する事件の対談集。半藤さんは昭和5年生まれ そして宮部さんは35年生まれ。昭和15年に結成された大政翼賛会という所謂烏合の衆の政治結社が 東京會舘を接収したという事実と 隣組(トントントンカラリンと?知ってます 笑)青年団や婦人会として その形骸が残っている。そして 現在「アメリカに押し付けられた」と強調されがちな憲法第九条の成り立ちにも触れられている。急ぎ足での語り合いですが 色々考えさせられる事件がチョイスされていて 今後の読書にも繋がっていく縁になった。2018/09/30

AICHAN

74
図書館本。歴史探偵の半藤一利さんと宮部みゆきさんの対談。「昭和史の10大事件」なんてタイトルを見ると構えてしまうが、内容はさらさら読めるやらかいものが多い。しかし、昭和史のツボをしっかりと捉えているところはさすが歴史探偵だし推理小説家だ。2020/01/19

zero1

70
もうすぐ平成が終わる今、昭和を振り返るのは意味があること。宮部みゆきと「歴史探偵」半藤一利は高校の先輩後輩。この二人が昭和の事件で対談。宮部が「蒲生邸事件」で描いた二・二六事件の内幕。大政翼賛会と三国同盟。日本人に東京裁判ができたか?広田弘毅の処刑は妥当?「憲法九条は押しつけ」という意見に半藤は不戦条約(1928)を根拠として反論している。他にも金閣寺焼失やゴジラと第五福竜丸の意味、水俣病などの公害と安保闘争。宮崎勤事件に怒る宮部など情報満載。すぐに忘れてしまう日本人に、もっと読まれていい本だと思う。2019/01/26

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