出版社内容情報
明治維新と西南戦争の「賊軍」、人斬り、博徒など歴史のアウトローをめぐる、仁義なき幕末史。大河ドラマ『西郷どん』の裏がわかる!
内容説明
菅原文太氏急逝でお蔵入りしていた「幻の対談」がここに!明治維新で敗れたばかりに“賊軍”とされた歴史のアウトローたちをめぐる、仁義なき幕末史。「歴史の片隅に追いやられた敗者に惹かれる」と語る文太さん、いまも続く「薩長史観」にもの申す昭和史家・半藤氏が、お互い賊軍の子孫として意気投合。西郷という巨きな男の謎に挑む!
目次
第1章 奥羽列藩同盟が見た儚い夢―望郷一番星
第2章 二心殿とお庭番の虚々実々―江戸頂上作戦
第3章 西郷隆盛その大いなる誤算―城山憤死篇
第4章 相楽総三と赤報隊は偽官軍か―下諏訪地獄篇
第5章 虚空を斬ったテロリスト―謀殺斬新篇
第6章 素晴しき明治維新という虚飾―完結篇
著者等紹介
菅原文太[スガワラブンタ]
昭和8(1933)年、宮城県仙台市生まれ。仙台第一高校卒。早稲田大学中退後、スカウトされ映画俳優に。主演映画『仁義なき戦い』シリーズ、『トラック野郎』シリーズ等で映画界を代表する大スターとなる。後に山梨県で農業を始め、社会問題にも取り組んだ。ラジオパーソナリティを長年つとめ、対談集『日本人の底力』『ほとんど人力』などがある。平成26(2014)年11月28日没
半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5(1930)年、東京・向島生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。著書に『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)など多数。『昭和史1926‐1945』『昭和史 戦後篇1945‐1989』で毎日出版文化賞特別賞、平成27(2015)年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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