文春文庫<br> 学びなおし太平洋戦争〈4〉日本陸海軍「失敗の本質」

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文春文庫
学びなおし太平洋戦争〈4〉日本陸海軍「失敗の本質」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 439p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167908973
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0195

出版社内容情報

昭和二十年八月に至る、日本軍と日本人の悲しみの歴史。硫黄島、沖縄、原爆。あの敗戦から現代人は何を学び取ればよいのだろうか?

内容説明

昭和20年8月、ついに終戦を迎えた。ここまでの足掛け5年の太平洋戦争とは、いったい何だったのか?硫黄島、沖縄、特攻隊、広島・長崎への原爆投下…。70年前に、日本人が体験した悲劇を忘れないためにも、戦争の全貌が読み継がれるべきではないか。稀代の戦記作家が書き残した、半藤一利監修の全4巻、完結です!

目次

1 米軍比島を攻略す
2 硫黄島の血と砂
3 沖縄の戦い
4 特攻隊物語
5 日本本土、焦土と化す
6 ついに原爆おつ
7 平和へのけわしい道
8 終戦余話・二つの原子爆弾

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5(1930)年、東京に生まれる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で第60回毎日出版文化賞特別賞、27年に第63回菊池寛賞を受賞

秋永芳郎[アキナガヨシロウ]
明治37(1904)年‐平成5(1993)年。長崎県佐世保市生まれ。関西学院高等部に学び、大阪毎日新聞記者を経て作家に

棟田博[ムネタヒロシ]
明治41(1908)年‐昭和63(1988)年。岡山県津山市生まれ。早稲田大学国文科に学び、のちに作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひかりパパ

12
このシリーズは多くの小学生中学生に読ませたい。太平洋戦争で亡くなった兵士は250万人、民間人は60万人と言われているが、もしドロ沼化する前に、例えばレイテでの玉砕やサイパンの玉砕の段階で降伏していたら犠牲者は大幅に減っただろう。終わり方を 想定していなかった大本営の失敗。根拠なき楽観論が軍部上層部にあった。2017/08/28

ごいんきょ

7
最終巻読了です。 昭和20年の事を読むと、日本で一番長い日を読んでみたくなります。2017/11/28

たくぞう

2
こういう本を読むときに気を付けなければならないのは、戦争を数字で捉えがちになること。学ぶことは沢山ある。2017/09/11

Book Lover Mr.Garakuta

1
実際に戦争は知らんが、日本が歩んできた歴史の中で、自分も日本人として、この世界の在り方を問えるようになりたい。2018/07/16

0
面白かった。半藤氏のコメントが効いている。様々なウラ話も興味深い。しかし3、4巻は暗く悲しくなる話しばかり。なぜやめられなかったのか、絶望の中なぜ戦えたのか。いろいろ考えさせられた。この時代、しっかり学ぶ必要があると思う。さすれば、あの悲劇は繰り返さないのではないか。2017/11/18

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