出版社内容情報
快進撃を続けた日本軍も、マリアナ、ニューギニア、インパールと苦境に立たされる。敵の攻撃はついに日本本土にまで及んできた!
内容説明
昭和18年は太平洋戦争の折り返し点だけでなく、日本の行く末を大きく左右する出来事ばかり。山本五十六の戦死、アッツ島に始まる玉砕の連鎖…。米英の連合国が日本に突きつけた終戦の条件とは?移りゆく戦場の中で、日本兵たちは最後に何を思ったのか?半藤一利氏の解説は、各地で繰り広げられた戦闘の意味を問います。
目次
1 巨星おつ
2 ああ、玉砕
3 ニューギニアの苦闘
4 インパールの悲劇
5 戦場マリアナにうつる
6 太平洋の防波堤
7 米軍レイテに上陸す
8 レイテ島沖海戦
9 B29本土を空襲す
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5(1930)年、東京に生まれる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で第60回毎日出版文化賞特別賞、27年に第63回菊池寛賞を受賞
秋永芳郎[アキナガヨシロウ]
明治37(1904)年‐平成5(1993)年。長崎県佐世保市生まれ。関西学院高等部に学び、大阪毎日新聞記者を経て作家に
棟田博[ムネタヒロシ]
明治41(1908)年‐昭和63(1988)年。岡山県津山市生まれ。早稲田大学国文科に学び、のちに作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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