文春文庫<br> さよなら神様

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文春文庫
さよなら神様

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167908805
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。やつは神様なのだから。衝撃的な展開でミステリー界を震撼させた神様探偵が大活躍。

内容説明

「犯人は○○だよ」。クラスメイトの鈴木太郎の情報は絶対に正しい。やつは神様なのだから。神様の残酷なご託宣を覆すべく、久遠小探偵団は事件の捜査に乗り出すが…。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させ、本格ミステリ大賞に輝いた超話題作。他の追随を許さぬ超絶推理の頂点がここに!第15回本格ミステリ大賞受賞。

著者等紹介

麻耶雄嵩[マヤユタカ]
1969年、三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。京都大学工学部卒業。在学中に推理小説研究会に所属。1991年に島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年には『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2015年に『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

155
『神様ゲーム』に引き続いて。こちらは全6編の連作短編集。前作の強烈なインパクト&第15回本格ミステリ大賞受賞作という予備知識を有して読み始めたせいか、前半3編は正直やや物足りなさを感じたものの…後半3編は俄然面白くなりましたね!特に「バレンタイン昔語り」にはやられました(笑) 全体の読後感として「後味が悪い」という感想も見受けられますが…僕はむしろ爽快感いっぱいで、笑ってしまいました!前作では地味だったのに今回は完全無欠のイケメンだった“神様”こと「鈴木太郎」…またどこかに“退屈しのぎ”に現れませんかね?2020/06/28

nobby

151
「さよなら、神様。」その事態が生んだ悪魔達の存在は人間達に虐げられ…そんな終盤は痛くて仕方がなかったが、ラストで次々と浮き彫りになる人間のどす黒さは後味悪くも、最終的にはまさかの♥付き(笑)各章冒頭で「犯人は〇〇だよ」と神様 鈴木が宣言して始まる倒叙ミステリ。事件は全て殺人だが教えてくれるのは名前だけ。それを元に真相を追う久遠小探偵団の面々が、神様を信じきれない様子が現実的。どれもアリバイはこじつけ強く感じるが、気付くと感嘆させられる伏線も数多い。4章から桑町淳の真実に迫り始めてからは一気に惹き込まれる!2018/12/14

aoringo

95
自らを神様と名乗る少年の周りで起こる殺人事件のミステリー連作短編集。六篇。まず最初の一行で神様は犯人を名指しする。そこから本格推理合戦が始まるのだけど、最後まで読み終わってもモヤモヤ感が残る。それは作者の狙いだと思うので良いのだけど、途中ちょっとした驚きもあったりして思いがけず楽しめました。麻耶さんの作品はとても久々だったので大丈夫かなと思っていましたが、これからも読みやすそうなものがあれば読んでいきたいです。2022/04/30

naji

80
文庫化されていたので、相変わらずの一気読みにて読了。話の流れとしては最速で犯人の名前が神のお告げで暴露、それを否定しようと少年少女探偵団が推理に乗り出すも結果はやはり覆せずという感じです。ただし、『バレンタイン昔語り』の章から話しの構成パターンに変化が起き、ここから何ともやるせなくなるのだがグイグイ惹き込まれていきます。絶対の存在である神こと『鈴木くん』は決して虚偽の発言をしているわけではない、問いの微妙な違いや知らなくていい事実を知ってしまったが為に・・・、やっぱり最後の最後まで読者を騙してくれました。2018/02/12

Ikutan

77
「犯人は○○だよ。」神様こと鈴木太郎の一言から始まる六つの短編。予め、犯人が仮定されていて、そこから動機を探ったり、アリバイを崩したり。次々おこる殺人事件にもびっくりだけど、小学生5年生とは思えぬ久遠小探偵団の面々の推理力も凄いなぁと感心していたら4話目の途中でえーっ??と混乱。そんなミスリードがあったなんて。後半は大人並みの複雑な人間関係に翻弄され(笑)ラストの♡マークに苦笑い。未読の前作『神様ゲーム』の評判がいいみたいなので読んでみようかなぁ。2019/02/08

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