出版社内容情報
人間にかわり八咫烏が支配する世界・山内のエリート武官養成学校で切磋琢磨する少年たちの青春の日々を彩る、冒険、謀略そして友情。
内容説明
人間の代わりに八咫烏の一族が住まう世界「山内」のエリート武官を養成する全寮制の学校「勁草院」に入学した少年、雪哉。次の日嗣の御子たる若宮派と巻き返しを図る兄宮派との間で激化する対立の中で次々と起こる事件に雪哉は立ち向かう。競争の中で少年たちは友情を深めていく―。八咫烏シリーズの第四弾。
著者等紹介
阿部智里[アベチサト]
1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、20歳という史上最年少の若さで松本清張賞を受賞。デビュー作は『烏に単は似合わない』。14年早稲田大学大学院文学研究科に進学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
271
八咫烏シリーズ4作目。思えばこの本を図書館でシリーズものと知らずに借りて、涙目になっていた時に読友さんがこのシリーズ読んでいるのを丁度そのタイミングで見て、おすすめされたのが読み始めるきっかけでした。今、ホント借りて、涙目になって良かったと思ってます。あそこで、借りなければ手に取るのはもっと遅かったんじゃないかなって思います。おすすめしてくれた読友さんにも感謝です!何がどう関係するか、わからないものですね♪っで、今作は学園ものになってます。青春って感じ。途中泣いちゃった😢5作目も続けて読みたいと思います2019/02/21
さばかん
236
最高に面白い。 最高に楽しい。 素晴らしい少年たちの胸熱な青春! 雪哉ってこんなに凄い奴だったんだなぁ。すげぇよ雪哉。 雪哉の章の内容は不意打ちを喰らった。 宮烏と山烏の交友。友情。 「真の面白い小説」が読みたいなら八咫烏シリーズ。2017/11/21
rico
228
八咫烏シリーズ4作目。舞台は山内衆を養成するための全寮制の学校勁草院。ということで、入学式、授業、試験といったの日々の中、少年たちはぶつかり合い、競い合い、友情を深め・・・という学園もの。大人の事情が色々影を落とすのだけど、外の世界を思うとここは楽園。少年たちがわいわいやってるのを見ると、「青春しろよ!」と背中のひとつでもたたいてやりたくなる。それにしても、雪哉ってこんなに性格悪かったけ? 学び舎の外では厳しい戦いが待っている。みんな頑張れ。オバサンは応援してます。2017/08/25
ナイスネイチャ
182
八咫烏シリーズ4弾。学園もの?雪哉が天才っぷりを発揮するところ映像で見てみたい。文章じゃあ分かりにくいなぁと。仲間も味があってこれからの活躍が楽しみです。2018/06/08
Nat
173
シリーズ2からこの4までは、とても面白く読めた。この4作目は途中まで学園物みたいな感じで読み進めたが、最後怒涛な展開にびっくり‼️やっぱりすんなりとは終わらないんだなと。謎が謎を呼びという感じでした。可愛かった雪哉がすっかり別の人になってしまい、成長したからなんだけど、少し寂しい気持ちにもなりました続きがとても気になるけど、文庫はここまでなので、文庫が出るまで少し休憩します2017/09/05
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