出版社内容情報
四条藩藩主の影武者を務めていた寅右衛門の碁敵・飯田能登守易信。松平定信と因縁のあるこの男、なにやら思惑がある様子……。
井川 香四郎[イカワ コウシロウ]
内容説明
駒形そこつ長屋に起居する与多寅右衛門。かつて越後四条藩主の影武者を務め、町の事件を次々と解決する彼のもとに、碁敵として謎の男が通い詰める。小柄で白髭、前歯の欠けた素性の知れぬこの老人、なにやら思惑があるようだ。幕閣の政争にも巻き込まれ、寅右衛門の身に大きな変化が―。絶好調シリーズ、急展開の第三弾!
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。2016年、『神楽坂咲花堂』『もんなか紋三捕物帳』により、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。脚本家として「銭形平次」「暴れん坊将軍」「逃亡者おりん」などの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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