出版社内容情報
読者の悩みに、時に親身に時に厳しく答える伊集院静氏の言葉の数々。人生そんなに悪くないと思える一冊。新年度・新生活のお悩みに。伊集院静の人生講義!
問 自分の将来が不安で一杯です。(26歳・男)
答 まさか人生や仕事が、面白くて楽しいものと思ってるんじゃなかろうな。
ちまちま言ってないで街に出ろ。
「週刊文春」好評連載、「悩むが花」第二弾が文庫化!
読者からの名問、珍問に時に親身に、ときに厳しく答える伊集院氏の魂から発せられる言葉の数々を、お楽しみください。膝を打ったり頭を垂れたりしながら読み進み、人生そんなに悪くない、と思える一冊。
・人が人を救うなんてことは私はできないと思っている
・まずは?孤?が肝心 独りでやることを身につけろ
・すぐ役に立つものは、すぐ役に立たなくなる
・苦言だけが、その人の身体、こころに伝わり、長く身につく (目次より)
新年度です。新生活の様々な悩みに、また新年度を機にご自分の人生を改めて見つめ直そうという方にぜひ。
伊集院 静[イジュウイン シズカ]
内容説明
「週刊文春」好評連載、「悩むが花」第2弾。読者からの名問・珍問にときに親身に、ときに厳しく答える伊集院氏の魂から発せられる言葉の数々。「人が人を救うことはできない。しかし共に闘うことはできる」「すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる」―膝を打ったり頭を垂れたりしながら読み進み、人生そんなに悪くないと思う一冊。
目次
すぐ役に立つものは、すぐ役に立たなくなる(人が人を救うなんてことは私はできないと思っている;目に見えているものはすべてあやふやな側面をかかえている ほか)
人のこころなんかつかむんじゃねえよ(正しいとか、正しくないとか、言うとる方がおかしい;理想の家族なんてのはあり得ない ほか)
手を差しのべている人にしかリンゴやブドウは降りてこない(お客さんを悦ばせて金を得る それが商いの基本だ;人それぞれに読み方がある あって当然なのが読書だ ほか)
言うも、言わないも、あなたが決めていくことなの(真面目な高校生 わしは君のような考えが大好きだ;初めて逢った日?そんなもん覚えているバカがいるのかよ ほか)
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年、山口県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。1991年「乳房」で第12回吉川英治文学新人賞受賞。92年「受け月」で第107回直木三十五賞受賞。94年「機関車先生」で第7回柴田錬三郎賞受賞。2002年「ごろごろ」で第36回吉川英治文学賞受賞。14年「ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石」で第18回司馬遼太郎賞受賞。16年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
ビイーン
katoyann
黒頭巾ちゃん
riko