出版社内容情報
立て続けに発生する左腕を切り飛ばし、止めを刺す残虐な事件。奉行所は「鬼彦組」に探索を命じた。賊どもの狙いは一体何か!
鳥羽 亮[トバ リョウ]
内容説明
北町奉行所の吟味方与力である彦坂新十郎は、同心倉田佐之助の妹きくを娶って二年近く。「鬼彦組」にも新しい仲間が増えた。奉行所に出仕しようとした矢先、殺しの一報が。大川端の新大橋の近くで、若侍が殺されたというのだ。実は最近二組の男たちが同様の手口で殺されていた。下手人は同じか!「鬼彦組」に解明の沙汰が下った。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
84
なんと~!鬼彦組が還ってきた!!こいつは嬉しいや。きくを娶ってから2年後の面々。激闘篇とあるから、鳥羽作家のペンンの名を借りた剣劇が楽しみだ。新十郎の母上様、どうか、「早く、赤子(ややこ)を」なんてプレッシャーは、ほどほどにして頂きたいものです(笑)2017/03/14
とし
50
八丁堀「鬼彦組」激闘篇 狼虎の剣。鬼彦組再び登場うれしいですね、新十郎さん父になるのか、激闘の中にほんわかもありかな。2017/07/28
ぶんぶん
25
【図書館】読む物が無くなったので借りて来た。 「鬼彦組」まだやってたんだ。 「激闘編」と章を改めての再出発らしいが物語は同じ、新十郎と七人の同心の連携プレイ。 地道な捜査は判るが、話がちょっと間延びしてる。 剣戟シーンはそれなりに魅せるが、とうも付け足しの様に思えてならない。 激闘編らしく戦いまた戦いという様にならないものか・・・もう一冊、借りて来たから読もう。2021/04/12
犀門
2
#086★★★☆☆シリーズは完結したのだと思っていたのだが、何とも嬉しいこの『激闘篇』でした。2017/05/16