出版社内容情報
立て続けに発生する左腕を切り飛ばし、止めを刺す残虐な事件。奉行所は「鬼彦組」に探索を命じた。賊どもの狙いは一体何か!
鳥羽 亮[トバ リョウ]
内容説明
北町奉行所の吟味方与力である彦坂新十郎は、同心倉田佐之助の妹きくを娶って二年近く。「鬼彦組」にも新しい仲間が増えた。奉行所に出仕しようとした矢先、殺しの一報が。大川端の新大橋の近くで、若侍が殺されたというのだ。実は最近二組の男たちが同様の手口で殺されていた。下手人は同じか!「鬼彦組」に解明の沙汰が下った。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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