文春文庫<br> 大晦り―新・酔いどれ小籐次〈7〉

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文春文庫
大晦り―新・酔いどれ小籐次〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167907839
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

火事騒ぎのさなかに若い娘が行方知れずになる。焼け跡からは御庭番の死体が。事件を目撃して攫われたかもしれない娘を小籐次が救う!落馬して打撲傷を負った小籐次は、久慈屋夫妻、おりょうとともに熱海に湯治に行ったことで恢復し、以前と変わらぬ生活を送れるようになっていた。

そんなある日、瀬戸物町で火事騒ぎが起こり、そのさなかに料理茶屋の娘が行方知れずになった。そもそも火事騒ぎはどうやら付け火で、焼け跡から二人の男の焼死体が出ており、男たちは御庭番だという。火をつけた上に金を盗む賊徒たちを追って、逆に殺されたようだ。そして行方知れずの娘は、その現場を目撃したことで攫われたのかもしれないという。

町奉行所も火付盗賊改も御庭番を殺した賊徒の探索を優先しており、行方知れずの娘には関心がない。老中・青山の意を受けたおしんに口説かれ、小籐次は娘の救出に乗り出す。その結果、小籐次は?陰の者?たちと死闘を繰り広げることになった――。

新シリーズ書き下ろし、第7弾。

佐伯 泰英[サエキ ヤスヒデ]

内容説明

落馬で腰を痛め、息子との立ち合いでは不覚を取る。老いを痛感する小籐次だが、熱海での湯治を経て復調、その剣は一段と深みを増した。そんな中起きた年末の火事騒ぎ。二人の遺体と消えた娘。老中の密偵、おしんに乞われ娘探索に加わった小籐次を、八代吉宗にまで遡る怨念と暗闘が待ち構えていた。緊迫の書き下ろし第7弾!

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

118
新・酔いどれ小籐次「大晦り」7巻。楽しませてもらいましたね、剣も丸みを帯びたが鋭さ変わらず、駿太郎さんもなかなかですね~大きな事件と少し小さな事件を解決しましたが、新年そうそう難事件を期待します。2017/03/12

KAZOO

116
今回はまた事件が起きて上からの指示での仕事になります。熱海での休養が効いてさらに主人公は進歩を遂げているようです。今の時代でいえば80歳を超えているのでははないかと思われます。吉宗の時代まで遡るしのびの闘争に巻き込まれます。もうひとつのはなしは猫の茶碗が千両という結構面白い話がありました。楽しませてくれます。2018/08/20

いつでも母さん

102
新シリーズの7巻目。今回は良い~!(笑)好きな雰囲気で終始した。強い小籐次が還ってきた。そりゃあ齢には逆らえないが肉体を、経験と技量が凌駕するのだ。駿太郎の成長は眼を見張るものがあるけれど、まだまだ頑張って頂きたいものだ。旧藩の剣術指南も丸く収まった感じでなによりだな。一年最後、大晦りまでちゃんと?働かされるってのは、新しい年も忙しいって事を予告するように読んだのは私だけではないだろう。このシリーズはまだまだ楽しみたいものだ。2017/03/12

TakaUP48

45
熱海での湯治から帰ってきた小籐次と、手合わせをした駿太郎は剣風が変わったことに気づく。昨晩の火事で、料理茶屋の娘が拐かしされ、助けを求めにおしんが来た。伊賀御庭番の追放された四家が飛脚問屋熊野屋に放火した件と関係しているらしい。老中青山氏との直談判をし、庭番安賭状と誘拐された娘とを交換条件として望外川荘に呼び込み、外れ伊賀者と小籐次・伊賀者との大対決!またもや駿太郎とクロスケの活躍。おくめが旗本板倉家でツボ振りをすることを聞き、北村瞬藍に相談。負けるが勝ち!負けて貰った茶碗が、高価な陶器とはビックリ! 2021/07/15

ベルるるる

34
新シリーズになって一番面白いと感じた。大酒飲まないのはちょっと寂しいけど、まあ年だし、仕方ない。駿太郎がこのまままっすぐ成長して欲しい。いい子に育ったな~!!2017/04/01

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