文春文庫<br> 世にも奇妙な人体実験の歴史

個数:
電子版価格 ¥1,018
  • 電書あり

文春文庫
世にも奇妙な人体実験の歴史

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2021年12月07日 12時41分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 457p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167907396
  • NDC分類 490.2
  • Cコード C0198

出版社内容情報

性病、寄生虫、コレラ、ペスト……人類を絶滅の危機から救った医学の発展の裏には、多くの科学者による果敢な自己人体実験があった。性病、コレラ、寄生虫……人類の危機を救った偉大な科学者たちは、己の身を犠牲にして、果敢すぎる人体実験に挑んでいた!

自身も科学者である著者は、自らの理論を信じて自分の肉体で危険な実験を行い、今日の安全な医療や便利な乗り物の礎を築いた科学者たちのエピソードを、ユーモアたっぷりに紹介します。

解剖学の祖である十八世紀の医師ジョン・ハンターは、淋病患者の膿を自分の性器に塗りつけて淋病と梅毒の感染経路を検証しました。十九世紀の医師ウィリアム・マレルは、ニトログリセリンを舐めて昏倒しそうになりますが、血管拡張剤に似た効果があると直感。自己投与を続けて、狭心症の治療薬として確立するもとになりました。二十世紀、ジャック・ホールデンは潜水方法を確立するために自ら加圧室で急激な加圧・減圧の実験を繰り返し、鼓膜は破れ、歯の詰め物が爆発したといいます。

その他にも放射能、麻酔薬、コレラ、ペストなどの危険性の解明に、自らの肉体で挑んだマッド・サイエンティストたちの奇想天外な物語が満載。その勇気と無茶さに抱腹絶倒するうち、彼らの真の科学精神に目を開かされる好著です。

トレヴァー・ノートン[トレヴァー・ノートン]

赤根 洋子[アカネ ヨウコ]

内容説明

性病、毒ガス、寄生虫。麻酔薬、ペスト、放射線…。人類への脅威を解明するため、偉大な科学者たちは己の肉体を犠牲に果敢すぎる人体実験に挑んでいた!梅毒患者の膿を「自分」に塗布、コレラ菌入りの水を飲み干す、カテーテルを自らの心臓に通す―。マッド・サイエンティストの奇想天外、抱腹絶倒の物語。

目次

マッド・サイエンティストの世界へようこそ
淋病と梅毒の両方にかかってしまった医師―性病
実験だけのつもりが中毒者に―麻酔
インチキ薬から夢の新薬まで―薬
メインディッシュは野獣の死骸―食物
サナダムシを飲まされた死刑囚―寄生虫
伝染病患者の黒ゲロを飲んでみたら―病原菌
炭疽菌をばら撒いた研究者―未知の病気
人生は短く、放射能は長い―電磁波とX線
偏食は命取り―ビタミン
ヒルの吸血量は戦争で流れた血よりも多い―血液
自分の心臓にカテーテルを通した医師―心臓
爆発に身をさらし続けた博士―爆弾と疥癬
ナチスドイツと闘った科学者たち―毒ガスと潜水艦
プランクトンで命をつないだ漂流者―漂流
ジョーズに魅せられた男たち―サメ
超高圧へ挑戦し続けた潜水夫―深海
鳥よりも高く、速く飛べ―成層圏と超音速
究極の自己犠牲精神をもった科学者たちに感謝

著者等紹介

ノートン,トレヴァー[ノートン,トレヴァー] [Norton,Trevor]
英国リヴァプール大学名誉教授。専門は海洋生物学

赤根洋子[アカネヨウコ]
翻訳家。早稲田大学大学院修士課程修了(ドイツ文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiko

69
ずっと気になっていた一冊を文庫化の機会に。この本の説明としては、「これは、利他精神と虚栄心、勇気と好奇心の奇妙な物語である。そしてもちろん、愚行の物語でもある」という著者の言葉がぴったり。知りたいという欲求は誰にでもあって、なにも科学者だけのものではないけれど、この本に出てくる彼らの欲深さといったら本当に仰天もの。しかしこうした自らの健康、時には命をかけた研究の積み重ねに、今の私たちの生活が支えられているのも事実。科学とは?倫理とは?いろんなことが頭に浮かびながらも、めちゃくちゃ面白く読んだ。オススメ!2016/11/25

キムチ27

66
酷似題名の本が衝撃的だったので引き続き読んだ。こちらは筆者ノートンが「自己実現という危険な行為を成し遂げたマッドサイエンティスト」らに捧げた賞賛の本。原題「煙を吐く耳、悲鳴を上げる歯」を読むだけで あらかたが語られる。17章に渡り、整理された ほんの一例の歴史はとても楽しんで読むとは言えぬものばかり 五臓六腑が沸点に達しそうな中身ばかり。何れの章を拡大し、詳細を語り、或いは映像にしても筆者のメッセが伝わるだろう~”医学の歴史が人類の為に己の健康、命を犠牲にした研究者の英雄的行為により飾られたものだ”と2019/12/27

GAKU

65
タイトルだけ見ると悍ましい内容を想像するかもしれませんが、実際は科学者や医者が自分自身に科学的、医学的実験を行ったという実話が色々と出て来ます。とはいえ、感染経路を知るために、患者の吐瀉物を飲んでみたり、自分に病原菌を注射してみたり、毒ガスを吸ってみたりと、常識を逸した行動には驚くばかりです。もはやここに登場した方々は天才とは紙一重の、キ〇〇イとしか思えませんでした。2016/12/23

そふぃあ

30
人体実験と聞くと、人命を顧みない冷酷でマッドなイメージだが、本書の大半において実験対象は、「自分」である。自らを対象に、危険なトンデモ実験を行った人々の記録。「人間はどこまでやったら死ぬか」のギリギリ部分は実証しないと不明な部分が多いらしく、彼らの自己犠牲がなければ現在も人々は空を飛べないし、車も進化しなかっただろう。特に好きなのは第14章の、食糧も水も持たずに海で生き延びられるか実験したアラン・ボンバールさん。海水と、魚の絞り汁とプランクトン、この3つだけで2ヶ月漂流しても人は生きられるのだ。。2020/08/02

リキヨシオ

29
自分の欲望の為に無茶な実験を繰り返し「あんた…完全に狂ってる!」と言われ世界存亡の危機をもたらす…そんなイメージを持ってしまう「マッドサイエンティスト」の狂った天才。しかし言い伝えや俗説を中心に考えられた時代から科学的な時代に進めたのは、天才達による馬鹿みたいな実験と壮絶な失敗を繰り返す日々…その中におけるたった一度の発見やたまたまの成功がきっかけだったりする。そんな人体実験を通り越した「自己人体実験」の歴史は現代では当たり前だという事すら発見されてない時代の人間達の試行錯誤が隠されている。2017/07/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11177798

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。