出版社内容情報
信長・秀吉・家康から武田信玄、上杉謙信、真田一族など名将たちの戦いを津本陽、宮城谷昌光、半藤一利ら碩学が様々な観点から分析。
文藝春秋[ブンゲイシュンジュウ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
30
いろいろな作家が戦国武将に対する想いを書いていますが、総括されていないため副題の『最強武将は誰か?』はわかりませんでした。2023/09/03
コリンちゃん
5
従来日本には、機内と中国・四国・中部地方という「日本A」と、東北・関東・九州地方という「日本B」があって、信長・秀吉の「天下統一」は「日本A」の富や力によって「日本B」を併呑しようとしたのに対して、家康のそれは、それまで開発の進んでいなかった「日本B」の「伸びしろ」を実現することで「日本A」を支えるものだった…との解説に、目から鱗でした。前者が対外拡張路線で、後者が内需拡大路線だった、という説明になるほど、と思いました。2016/12/10
司馬太郎
3
「大」?戦国史。作家先生の雑感と対談集の文庫化。新味のある話はなかった。文芸春秋の掲載論考のアンソロジーだからそれもしょうがないか。2017/01/25
想
2
武闘派はほとんど登場しない。いいね。最強の武将を選ぶ着眼点が、それぞれいい。2016/11/03
じょるじ
1
磯田氏の視点は、相変わらず面白い!津本氏、宮城谷氏、半藤氏の対談は楽しかったし、出口氏、竹村氏、鬼頭氏、村井氏、伊東氏の対談なんて、ずーっと読んでいたくなります。人選が最高です!歴史の新たな面白さを教えてくれた作品でした。ところで、最強の武将は誰だったんだ?まあ、いいか(笑)2016/12/22