出版社内容情報
村上水軍より強いと言われた九鬼水軍の頭領・守隆。史料の徹底検討から浮かび上がる「ありえたかもしれない戦国時代後の日本」とは。天下人の夢と野望に連れ添った男
村上水軍より強いと言われた九鬼水軍の頭領・守隆。史料の徹底検討から浮かび上がる「ありえたかもしれない戦国時代後の日本」とは。
加藤 廣[カトウ ヒロシ]
内容説明
志摩水軍の若き継嗣・九鬼守隆。水平線の彼方を眺めつつ戦国の世に育つ。父・嘉隆に連れられ安土城で「天魔」と懼れられた信長に会い、この覇者が頑迷な京の暦学者達に苛立っていることを知る。やがて本能寺の変。羽柴秀吉が巧妙に信長の後継ポジションを掴んでいく。資史料を徹底検討し「真の戦国時代」を鷲掴みにした傑作。
著者等紹介
加藤廣[カトウヒロシ]
1930年東京生まれ。都立新宿高校から東京大学法学部に学び、54年に中小企業金融公庫に入庫し、京都支店長、本店調査部長などを歴任。山一證券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、ビジネス書の執筆や講演活動を行う。2005年に構想15年の書き下ろし長篇『信長の棺』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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