出版社内容情報
辛いとき、悲しいとき、うれしいとき、手となり、足となって支えてくれた「杖ことば」を、諺、格言、宗教者、哲学者の言葉から紹介!初の語り下ろしエッセイ! 五木流生き方指南
辛いとき、悲しいとき、うれしいとき、手となり、足となって支えてくれた「杖ことば」を、諺、格言、宗教者、哲学者の言葉から紹介!
五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
内容説明
人間は、言葉によって傷つき、また言葉によって癒され救われるもの。“杖ことば”とは、苦しみや不安に満ちた日常の中で、とことん落ち込んでしまうことなく、さりげなく手となり足となり、ささえてくれる言葉のこと。誰もが知っている先人たちの金言、格言、諺から、人生を投げ出さず、乗り越える言葉を厳選したエッセイ集。
目次
第1章 人生に迷ったときの杖ことば(転ばぬ先の杖;案ずるより産むが易し ほか)
第2章 人間関係をささえる杖ことば(親しき仲にも礼儀あり;手に交われば朱くなる ほか)
第3章 よりよい日々をひらく杖ことば(天が下に新しきものなし;一寸先は闇 ほか)
第4章 苦難をのりこえる杖ことば(天のまさに大任をこの人に降さんとするや、必ず先づその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ;逃げるが勝ち ほか)
第5章 老いをささえる杖ことば(朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり;天上天下 唯我独尊 ほか)
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。生後間もなく朝鮮に渡り、47年引き揚げ。52年、早稲田大学文学部露文科入学。57年に中退。編集者、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都・龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年には第50回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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玖良やまだ
銀の鈴
yuzyuz_k
つかほ
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