文春文庫
よく食べ、よく寝て、よく生きる―水木三兄弟の教え

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  • サイズ 文庫判/ページ数 173p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167906238
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

水木しげると二人の兄弟は、人生の七十年以上を一緒に過ごしてきた。その長寿の鍵は、三人一緒の三時のおやつの時間にもあったのだ。水木三兄弟を知っていますか? 妖怪漫画家・水木しげるは1922年3月8日生まれ。兄・宗平は1920年6月22日生まれ。弟・幸夫は1924年7月18日生まれ。90年余りの人生のうち、70年は一緒にいるという、なかよし三兄弟。たのしみは、午後3時になるとどこからともなく集まって、おやつを食べながらお茶を飲むこと。その微笑ましいおやつの光景と会話、水木さんのこれまでの発言やご家族へのインタビューから好物の数々を集めて、幸福長寿の秘密を探った、とびきりユカイな一冊。



本書は、単行本『ちゃんと食えば、幸せになる』(2012年 保健同人社刊)を再構成して、改題したものです。

内容説明

水木三兄弟を知っていますか?兄・宗平、弟・幸夫、そして真ん中が茂こと、妖怪漫画家の水木しげる。水木しげるは、強烈な食欲と睡眠力の持ち主だ。三兄弟は90年余りの人生の70年を一緒に過ごし、三人揃っての三時のおやつが何よりの楽しみ。そんな彼らの幸福長寿の秘密とは…難しいことは抜きで、ユカイにいきましょう。

目次

若き日の想い出の食
懐かしきふるさとの食
水木家&武良家の食
水木さんの好き嫌い
丈夫なからだの秘密
目には見えないもの
エピローグ 大地

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
1922年3月8日生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後、紙芝居作家となり、その後貸本漫画家に転向。1960年から『墓場鬼太郎』シリーズを発表し始める。1965年『テレビくん』で講談社児童まんが賞を受賞。2003年、故郷の境港市に「水木しげる記念館」が開館。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章受章。2010年文化功労者。2015年11月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みーなんきー

15
いつもお元気で生きるバイタリティにあふれていた水木しげるさん、食に貪欲で、よく寝て、好きなことをとことん追求し、人生を隅々まで楽しんでいたと思う。どんな本から切り取っても、自分流なのに誰からも愛される素敵な個性の持ち主でした。一度お話してみたかったな。今頃は妖怪とあの世で語り合っているでしょうか?2022/06/25

三平

14
食べることと寝ることが何よりも大好きな水木さん。ご兄弟を含む水木さん御一家に聞く、食についてのあれこれ。 まずいものは嫌いだが、基本好き嫌いはないと日々公言されていた水木さんだが、ご家族の証言でポロポロとぼろが(笑)。 お昼のメニューを言う奥さんに「コレよりもおいしいの知ってるのに…、お父ちゃんそっちが食べたい」とわがまま。何かと聞くと、青い店(ローソン)のそうめん。乾麺よりそっちがいいらしい。マイブームが来ると毎日食べ続けるとか。2018/07/15

ピン

7
パワフルで明快な考え方に、率直に憧れます。やりたいこと沢山で、ちょっと家族は大変だろうけど(笑) 日本は明るくなりすぎて、妖怪はもうあんまりいない、との結び。 「妖怪」が示す物が人に対する寛容さや隙だと思っているので、今の時代ならさもありなん。少しの間違いも許さないようなギスギスした世界なんて、妖怪が住み着いてくれるはずないですよね~。2018/06/16

7
☆42016/07/24

Yuuki Kushima

5
図書館でジャケ借り。食べること、生きること、明確な目標があったから水木しげる先生は天寿を全うされたんだなということがよく分かりました😊2021/12/15

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