出版社内容情報
刺客との死闘を制した小籐次は甲斐への道中で女密偵・おしんと知り合い、ともに甲府を探索することに。新たな展開を見せる第3弾!小籐次の壮絶な闘いは続く。決定版第3弾!
刺客との死闘を制した小籐次は甲斐への道中で女密偵・おしんと知り合い、ともに甲府を探索することに。新たな展開を見せる第3弾!佐伯 泰英[サエキ ヤスヒデ]
内容説明
小金井橋の死闘で小城藩の刺客を斃した小籐次だったが、己が生涯追われる身になったと悟り、怪我を押して甲斐国へと向かった。その道中、幕閣の女密偵おしんと知り合う。小籐次は、不正の臭いのする甲府勤番を探るというおしんに同道するが、甲府では驚くべき事態が進行していた。来島水軍流の剣が冴える、シリーズ第3弾!
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
92
このシリーズは、決定版ということで、字も大きくなって年寄りにはありがたい感じでスラスラ読めてしまいます。内容も主人公が美男丈夫ではないのも何かしらひかれます。今回は、小金井橋の決闘から甲州へと足を延ばします。女密偵と一緒の旅で甲府勤番が江戸の目があまり届かぬことから不正を働いて、独立国の様相を呈しているところへ・・・・。楽しめました。2018/01/22
klu
9
今回は甲府での死闘! 小藤次の交友関係がますます広くなっていきますね。 2021/04/17
犬養三千代
8
小藤次のシリーズもっと読みたい。肩の凝らない感じが良い。2024/04/10
さおにゃん
8
前半は女密偵おしんの仕事に付き合わされ、一仕事終えて再び新兵衛長屋に帰ってきた。敵から襲われるかもしれない身でありながら再び研ぎ屋の仕事を再開する小籐次。なんなら旅の最中でも自分を売り込んでいたw 最後はおりょう様からの頼みで一仕事やり遂げる。小籐次、現役で動きまくってるけど49歳やで⁉︎って思いつつも小籐次のきりきり舞に感服✨✨2019/09/08
みくに
6
小さな恋の物語かな。最後、小藤次可愛い。2018/12/05
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