出版社内容情報
品川、目黒、そして銀座。「大耳」こと南町奉行根岸肥前守の名推理が光る「恋の三部作」は遂に大詰め! 殺人事件シリーズ第20弾。
人気シリーズ第20弾! 恋と悪事が絡み合う
品川、目黒、そして銀座。「大耳」こと南町奉行根岸肥前守の名推理が光る「恋の三部作」は遂に大詰め! 殺人事件シリーズ第20弾。
内容説明
岡っ引きの辰五郎が銀座の駕篭屋に聞いた奇ッ怪な話。人を半分にして運べる駕篭の注文があったとか。一方で銀座の紀伊国橋と鉄砲洲に現れた謎の怪物「いくじ」。正体不明の悪党・暁星右衛門と豪商・淀屋月右衛門の関係も見え始め、品川、目黒と続いた「恋の殺人」はついにクライマックスに突入する!好評シリーズ第20弾!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞。15年に「耳袋秘帖」シリーズで、第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。15年『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Norico
23
南町奉行、根岸さんのシリーズ。出てくる人たちも個性的ですし、人情の機微など、読んでてしみじみします。暁星右衛門の正体がついに明かされます。2016/12/04
み
23
さくさくと♪シリーズひと段落かな?最後に登場した彼女、次作かな?2016/09/07
Hugo Grove
17
恋一筋。悲しい結末。ひびきと宮尾、おゆうと坂巻このふた組の行方が気になる。2018/01/31
Richard Thornburg
14
感想:★★★★ シリーズ第20弾! 久々に読んだ本シリーズ。 前作では引っ張りまくられて退屈しましたが、本作では解決感パンパないです? 今回の場合、根岸サンの勘の鋭さというよりは、おたかサンの一言が事件解決の大きなヒントになります。 私は読んでいて暁星右衛門の気持ちはわからなかったのですが、おそらく読者の大半は理解できない心情かも。 でも、それを否定してしまえるかといえば完全否定はできない(そういう人もいる)ので、何とも複雑な気持ちになりました。2017/11/08
Hugo Grove
13
再読2018/11/27