文春文庫<br> ペテロの葬列〈上〉

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文春文庫
ペテロの葬列〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 407p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167905842
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

杉村三郎が巻き込まれたバスジャック事件。実は、それが本当の謎の始まりだった――。『誰か』『名もなき毒』に続くシリーズ第三弾。

待ち受ける驚愕の展開。ドラマ化もされた話題作、待望の文庫化

杉村三郎が巻き込まれたバスジャック事件。実は、それが本当の謎の始まりだった――。『誰か』『名もなき毒』に続くシリーズ第三弾。

内容説明

「皆さん、お静かに。動かないでください」。拳銃を持った、丁寧な口調の老人が企てたバスジャック。乗客の一人に、杉村三郎がいた。呆気なく解決したと思われたその事件は、しかし、日本社会のそして人間の心に潜む巨大な闇への入り口にすぎなかった。連続ドラマ化もされた、『誰か』『名もなき毒』に続く杉村シリーズ第3作。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年生まれ、東京・深川育ち。法律事務所勤務を経て、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以降、「龍は眠る」で日本推理作家協会賞(92年)、「本所深川ふしぎ草紙」で吉川英治文学新人賞(同年)、「火車」で山本周五郎賞(93年)、「蒲生邸事件」で日本SF大賞(97年)、「理由」で直木賞(99年)、「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞(2001年)、「名もなき毒」で吉川英治文学賞(07年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yoshida

211
安定の面白さにぐいぐい引き込まれる。やはり宮部みゆきさんは人間の持つ感情、特に悪意を描くのがとても巧みである。杉村三郎が巻き込まれたバスジャック事件。事件は短時間で解決するが犯人は自死。犯人の動機等の謎が残る。事件も犯人死亡で解決と思われた時期に、杉村らバスに監禁された人々に犯人が約束した慰謝料が送られ事件が動く。背景に見えるマインドコントロール、マルチ商法、豊田商事事件の残滓。杉村は2週間で事件を調べる。中盤以降、加速度的に読ませる作品。宮部みゆきさんの作品をリアルタイムに読める幸せな時代に感謝。2016/04/22

るーしあ

182
杉村シリーズ第3弾。頼りなくも芯がしっかりしている杉村三郎の愛されるべきキャラクターが懐かしい。ドラマを見ていたはずだが、幸いなことに結末を覚えていないために復習しながら楽しめている。今回はバスジャックの被害に遭う杉村。過去の事件と比べても過激な部類だ。奇妙で謎だらけのバスジャック犯に興味は尽きない。しかし北見探偵の件は本筋と何か関係あるか? このまま下巻へ。2016/05/06

fukumasagami

172
「お義父さん」と、私は言った。「お尋ねを受けて、やっとわかりました」 義父は黙ったまま、わずかに身を乗り出した。告解を促す神父のように。 「私はあのとき、何も考えられませんでした。だから今になって、考えずにいられません」 あの場にあるべきだった<飢え>が、どこかに残っているのではないか、と。2016/05/11

katsubek

155
杉村三郎シリーズの三作目。「小さな」事件の背後から、もっと大きなものが垣間見えてきた。さて、宮部は私たちをどこに連れて行こうとするのか?2016/08/08

rico

146
杉村三郎シリーズ。バスジャックに巻き込まれた三郎。事件はあっさり解決したが、犯人の残したものをたぐっていった先の闇の深さ、それが垣間見えたところで上巻は終了。下巻では、あちこちばらまかれた伏線が回収されるのか。口絵はレンブラントの「聖ペテロの否認」。キリストのことを知らないと言い、それを悔いて身を粉にして布教活動を行い、最後は逆さ磔になったと伝えられるペテロ。誰がどんな嘘をつき、どうやってその罪を贖おうとしているのか。下巻を読むのが少し怖い。2020/06/09

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