出版社内容情報
福島第一原発事故の調査をプロデュ―スした著者。さらなる取材を敢行、明らかになった驚愕の真実とは。第44回大宅賞受賞作。
未曽有の原発事故が問う日本という国の形
福島第一原発事故の調査をプロデュ―スした著者。さらなる取材を敢行、明らかになった驚愕の真実とは。第44回大宅賞受賞作。
内容説明
2011年3月11日の大地震と津波の影響を受け起きた福島第一原発事故。戦後未曾有の危機の中、日米の両政府首脳、自衛隊・米軍、東京電力、そして現地の人々は何に直面し、どう動いたのか?政府や官庁から独立して事故を調査した「民間事故調」をプロデュースした著者が、あらたな取材で明らかにした「戦時」極限事態の背景!
目次
全交流電源喪失
保安院検査官はなぜ逃げたか
原子力緊急事態宣言
ベント
1号機水素爆発
住民避難
危機の霧
3号機水素爆発
運命の日
対策統合本部
自衛隊という「最後の砦」
放水
著者等紹介
船橋洋一[フナバシヨウイチ]
1944年北京生まれ。東京大学教養学部卒業。68年に朝日新聞社に入社。北京支局、ワシントン支局、アメリカ総局長などを経て、2007年から10年まで主筆を務めた。86年に外交・国際報道でボーン・上田記念賞を受賞。主な著書に『通貨烈烈』(吉野作造賞)『同盟漂流』(新潮学芸賞)『カウントダウン・メルトダウン』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。朝日新聞退社後は「一般財団法人日本再建イニシアティブ」を設立、福島原発事故独立検証委員会(「民間事故調」)をプロデュースし、事故調査・検証報告書を刊行した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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