文春文庫<br> 始末屋―秋山久蔵御用控

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文春文庫
始末屋―秋山久蔵御用控

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167905118
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

因縁をつけてきた武士を尋常の立合いで斬った浪人。誰もがかばう中、“剃刀”久蔵だけが違和感を持った……。好評シリーズ第25弾!

大好評シリーズ、書き下ろし最新作登場!

因縁をつけてきた武士を尋常の立合いで斬った浪人。誰もがかばう中、“剃刀”久蔵だけが違和感を持った……。好評シリーズ第25弾!

内容説明

二人の武士に因縁をつけられた中年浪人が、衆人環視の中、相手を斬り捨てた。武士たちは強請たかりを繰り返すろくでなしで、現場に居合わせた和馬は、尋常の立合いの末であり問題はないと久蔵に伝えた。だが“剃刀”久蔵は浪人の振る舞いに違和感を覚え、手下たちに浪人の素性を探らせる。大人気書き下ろしシリーズ第25弾!

著者等紹介

藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に、監督、脚本家として400本以上の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

117
秋山久蔵御用控「始末屋」25巻。久蔵さんの、苦笑、戸惑い、小さな笑みをうかべた、読んだ、眉をひそめた、睨んだ、見定めた、厳しさを滲ませた、不敵な笑みを浮かべた、嘲笑した、冷笑した、厳しく見据えた等の表情が良いですね。2015/12/25

いつでも母さん

85
シリーズ25巻目。今回も絶対の安定感で読了。1話目の久蔵のセリフが良い♥「ぬけば、俺に斬られて死ぬことになるぜ」だって、くぅ~!好きだわ。2015/12/10

あかんべ

9
尋常な立会い。がゆるされる建前の侍世界の矛盾をついた、よい作品。でも斬首なんだね。2016/02/20

zuccalove

3
面白かった。大好きなシリーズ。久蔵さんが刀を出すシーンはないものの、人情味があり良かった。2016/01/03

goodchoice

2
剃刀久蔵のいつものメンバーによる物語の展開が、安心して読め、楽しめる。人にはいろいろな事情があり、そこに軋轢が生まれ、事件が起こる。それを丹念に解きほぐしていく久蔵の姿勢に胸を打たれる。いつまでも続いて欲しいシリーズである。2016/02/02

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