出版社内容情報
恋に仕事に疲れている人に読んでほしい江戸人情時代小説
勘当され行方知れずとなっていた兄・紀兵衛と再会したおりん。喜びもつかの間、紀兵衛が染師毒殺事件の犯人として捕縛されてしまう。
内容説明
京の呉服商「更紗屋」の跡継ぎになりたくない、染師になると言って勘当され行方知れずとなっていたおりんの兄・紀兵衛。その兄と神田で再会したおりんは更紗屋再建の望みを兄に託そうとするが頑なに拒否される。そんなある日、兄の修業先・神田紺屋町で毒殺事件が起こり、その犯人として紀兵衛が捕縛される。
著者等紹介
篠綾子[シノアヤコ]
1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第4回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』(健友館)でデビュー。短篇「虚空の花」で第12回九州さが大衆文学賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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