文春文庫
心に灯がつく人生の話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167903923
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

司馬遼太郎、松本清張、吉村昭、宮尾登美子らが率直に語る半生、思想、人生の真実…現代をよりよく生きるヒント満載の十三の名講演。

人生のエッセンスが満載!

司馬遼太郎、松本清張、吉村昭、宮尾登美子らが率直に語る半生、思想、人生の真実…現代をよりよく生きるヒント満載の十三の名講演。

内容説明

「トルストイは醜男。菊池寛もモテなかった。逆境が作品を作ったのです」(松本清張)、「40年くらいで組織は壊中電灯の電池が切れるようにダメになる」(司馬遼太郎)、「女が生き方を選ぶ時代。私が小説に書きたくなる生き方をして」(宮尾登美子)―長い歴史を誇る文藝春秋講演会より精選された13篇。肉声の中により良く生きるヒントが満載!

目次

浜口雄幸 死を賭して守った国民との約束(城山三郎)
小説家は人に好かれるべからず(松本清張)
一度は死んだ私(吉村昭)
私をとりこにした三人の「女王さま」(宮尾登美子)
私の話はためにはなりません(江國滋)
おばあさんの真っ黒なご飯(山崎朋子)
一日一時間、自分だけの時間を(藤本義一)
人間のこころを書くということ(平岩弓枝)
人妻との心中に失敗した話(笹沢左保)
運命を変えた大失恋(逸見政孝)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

*mayu*

14
雑誌、文藝春秋が開催した作家の地方公演の中から心に灯がつく話をピックアップした本書。たまたま書店の新刊コーナーに置いてあって、軽く読んだら続きが気になったので購入。様々な作家さんの軌跡や、興味のあること、作品についてなど盛りだくさんの1冊でした。正直、存じない方も居たんですけれど、どの公演も聴きたかったなぁ…なんて思ったり。殆ど私が生まれる前のものだったんですけど(笑)特に上坂さんの原爆乙女の話は知らないことだらけでびっくり。改めて知りたいことが多かったので今度著作を読んでみます!2015/07/01

旗本多忙

11
とっても良い講演録だった。清張が菊池寛を語り、吉村昭が大病から生還し作家になった話、笹沢佐保が、生い立ちを語り九州への移住話、平岩弓枝が時代小説を書くきっかけ話。もちろん城山三郎の話も宮尾登美子も良かった。作家さん達の、秘話ばなしをじっくりと聞かせていただいたようで、まさに良い話であった。2016/10/17

よしひろ

5
松本清張、司馬遼太郎、城山三郎、池波正太郎など、有名作家たちの話。カラーがあって興味深かった。2016/02/10

Hiroyuki Fujisawa

3
作家の公演を書籍化したものだが、物書きはしやべりも上手い。特に、城山三郎、松本清張、宮尾登美子、山崎朋子。本のタイトルとは無関係ではありましたが。2019/06/30

3
皆、昔の苦労が今の人生を作っている。良書なので何度も読みたい。2018/05/08

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