出版社内容情報
取り残された犬や猫たちを救出すべく、女たちが無人地帯に潜入する。いったい、なぜ…? 人間とペットの、いのちの意味を問う名著。
東北大震災、福島原発20キロ圏内のペットレスキュー
取り残された犬や猫たちを救出すべく、女性ボランティアが無人地帯に潜入する。なぜ…? 人間とペットの、いのちの意味を問う名著。
内容説明
2011年3月11日。あの大震災に端を発した原発事故のあと、福島第一原発の周辺地区には避難勧告が出され、無人となった街にはペットたちが残された。生きているのか。死んでいるのか。そこに何が起こっているのか。真実を知りたい一心で訪れた福島には、人知れず動物レスキューに取り組んでいる女性たちの姿がありました。
目次
正しいとは思っていません
書いてもいいんですか?
飼い猫は、手放しちゃダメだ
保護したそうです
自分を責めて大泣きしました
見捨てるわけにもいかんでしょう
きっかけは、震災でした
よし、この子に決まり
ずっとずっと犬がほしかった
見届けて、報告しなければ、と
状況は悪くなる一方です
心が決まりました
見つかりました!
ずっと頭に残ってた
今年は寝袋が品薄なんです
嘘だらけですわ、私たち
火葬がダメなら土葬か
おいで、一緒に行こう
著者等紹介
森絵都[モリエト]
1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞、『つきのふね』で野間児童文芸賞、『カラフル』で産経児童出版文化賞、『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞。『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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