文春文庫
スーパーパティシエ 辻口博啓―和をもって世界を制す

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167903534
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

能登の和菓子屋に生まれた少年は、友だちの家で食べたケーキに心奪われた。ケーキとショコラ、ふたつの洋菓子界で世界一となる!

NHK朝ドラ「まれ」モデルとなったスーパーパティシエ!

能登の和菓子屋に生まれた少年は、友だちの家で食べたケーキに心奪われた。ケーキとショコラ、ふたつの洋菓子界で世界一となる!

内容説明

能登の和菓子屋に生まれた博啓少年は、友だちの家で食べたケーキに衝撃を受け、洋菓子職人になる道を選ぶ。しかし修業中に実家が倒産、父も行方不明に。どん底からの再出発から、やがて世界の頂点にまで上り詰めた。パティシエ、ショコラティエと二つのジャンルの世界一に輝いた稀代の洋菓子職人一代記。

目次

第1部 モンサンクレール(出会い「辻口くんの家には、こんなおいしいもの、ないやろ?」;上京「博啓、おまえに刀を一本渡しておく」;紅屋倒産「俺は、サラリーマンになるために生まれてきたんやない」;すべてはコンクールに勝つために「コンクールで勝つのだったら、母は許してくれる」;パリと工事現場「いける。この先、きっと世界で一番になれる」;モンサンクレール開店「一億五〇〇〇万円、貸してください」)
第2部 和をもって世界を制す(3・11「スイーツで世の中をよくしていく」;ソウル出店「成功の秘訣は、お菓子オタクになること」;二つ目の世界一を求めて「生きていくのは冒険だ」)

著者等紹介

輔老心[スケタケシン]
1967年神戸市生まれ。明治大学中退。演劇活動のかたわら幾つかの職業を経てフリーランスライターに。おもに男性情報誌でスポーツ、映画、教育関係のインタビュー記事を中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

38
栄光の影の苦労、パティシエとしてのプライドと覚悟、そのようなものが伝わってきました。これほどの執念がないと世界一にはなれない・・・。でも、第一線を走り続けるパワーを生む原動力もまたおいしいスイーツだというのがとても幸せなことだと思います。2015/05/22

Kuliyama

1
辻口さんの新しいことに挑むパワーに圧倒されました。2015/08/20

Kayaho Yamauchi

0
パティシエとショコラティエの2つの王者として制した辻口さんの人生の物語。 パティシエの方の本はいろんな本を読みましたが、多くのコンテストで何が求められるかを飽くなきまでに研究するその様はまるでアスリート!この本はまるでスポーツの必勝法を書いてあるようでした。笑2015/09/28

tomoaoso

0
凡人の努力と天才の努力の違いを見せつけられた。 下手な自己啓発書よりずっとためになる。 こんなすごい人もいるんですね。2020/01/15

Livroschu

0
パティシエ系の本を2冊読了。2年前くらいに買ったのを読み直し。比較して読むと面白い。小山氏はマーケティングなんてしないと言ってる一方、辻口氏はゴミ箱を漁ったり、審査員が何考えてるのか調べまくる。全然違うなと思って読んでたのだが、間違いだと気づいた。誰も一番になるまでは盗みまくるのだ。一番になってはじめてこの世にないものを考えるステージに入れる。 辻口氏は本当に勉強しているなと感心しました。2018/04/22

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