出版社内容情報
腕白で甘えん坊の町子を挟む串団子三姉妹とワンマン母。女ばかりの長谷川家が繰広げる波瀾万丈・涙と笑いに満ちた昭和の暮らし。
町子姉は悪ガキで、甘えん坊でした――。
ワンマン母さんと串だんご三姉妹、女ばかりの長谷川家。
極端な人見知りで知られる町子姉は、家の中では「お山の大将」。声も主張も人一倍大きくて型破り。でも親の膝を妹ととりあう「甘えん坊」でもあった。「いじわるばあさん」を自認し、ほしいものは「お嫁さん」。姪っ子たちには「木登り・屋根歩き」を伝授。類まれな集中力で「置き忘れ・失くし物」は数知れず。家族同然の犬・猫たちへの食事といえば……?
実の妹がありのまま綴った長谷川町子の素顔と、波瀾万丈で賑やかな昭和の家族のくらし。
文庫化にあたり「先輩たちとのお付き合い」「それからの七年」の2章を書き下ろし。
解説・江國香織
内容説明
ワンマン母さんと串だんご三姉妹、女ばかりの長谷川家。極端な人見知りで知られる町子姉は、家の中では「お山の大将」。声も主張も人一倍大きくて型破り、そして甘えん坊だった―実の妹が時にユーモアを交えながら、ありのままに姉の素顔を綴る。「サザエさん」さながらの、賑やかで波乱万丈な昭和の家族の物語。
目次
甘えん坊のいじわるばあさん
クラス会
福岡
父の死と上京
東京ショック
方向音痴
小石川の家
再び福岡
姉妹社の船出
戦後の銀座〔ほか〕
著者等紹介
長谷川洋子[ハセガワヨウコ]
大正14(1925)年福岡生まれ。8歳のときに一家で上京。東京女子大学国文科に入学後、菊池寛氏に弟子入りし、文藝春秋社に入社。戦後は母の提案で設立した姉妹社で、長姉・まり子と共に次姉・長谷川町子の作品『サザエさん』などの出版業務に携わる。85年に彩古書房を設立。2003年に彩古書房を解散。『サザエさんの東京物語』は初めての著作になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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