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文春文庫
膝を打つ―丸谷才一エッセイ傑作選〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167903053
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「食通知つたかぶり」「日本語相談」「思考のレッスン」などのエッセイ、里見?ク・大岡信・吉行淳之介らとの呵呵大笑の対談を収録。

名著「食通知つたかぶり」「日本語相談」「思考のレッスン」など、思わず膝をうつ納得のエッセイ。そして対談の名手でもある丸谷さんが、里見?ク・大岡信・野坂昭如・司馬遼太郎・中村勘九郎・吉行淳之介・井上ひさしなどの各氏と交わした、深遠玄妙かつ呵々大笑の話の数々。

猥談から歌仙まで、これぞ座談の名人藝! 解説・半藤一利/装丁・和田誠

内容説明

名著「食通知つたかぶり」「日本語相談」「思考のレッスン」など、思わず膝を打つ納得のエッセイ。そして対談の名手でもある丸谷さんが、吉行淳之介、大岡信、井上ひさしなどの各氏と交わした、深遠玄妙かつ呵々大笑の話の数々。本業の小説・評論を網羅した「丸谷才一全集」とともにお楽しみください。

目次

1 食
2 読
3 考
4 閑談
5 歓談
6 清談

著者等紹介

丸谷才一[マルヤサイイチ]
大正14(1925)年、山形県鶴岡に生れる。昭和25年、東京大学文学部英文科卒業。43年、「年の残り」で第59回芥川賞受賞。また60年、評論「忠臣藏とは何か」で第38回野間文芸賞受賞。平成23年、文化勲章受章。24年10月13日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

100
丸谷さんのエッセイと対談集です。エッセイの方は以前に読んでいることをおも出しました。「食通知ったかぶり」「深夜の散歩」「思考のレッスン」などですがいま読み直してみてもかなり楽しくなります。鰻が好物だったようです。推理小説では「月長石」などをかなりほめていてかなり長編がお好きなようです。ただ「モンテ・クリスト伯」は短いものを読んだようで不満だったようです。また「文学全集を立ち上げる」では三浦さんと鹿島さんとのやり取りで面白い全集(架空の)ができるようです。2023/02/28

ヨーイチ

30
読了から大分経っている。後期というか対談が多い。並べて見ると良くも悪くも著者が大物になっているのが分かる。英語、翻訳関係から和歌、日本古典が専門?になった感が有り、教養の積み重ねが凄い。話題の振りに出典を示していて、本の紹介てな側面の時代もあった。対談を並べて見ると各人との綱引きが透けて見えるのも興味深い。まぁ「丸谷さんに売り出して貰っている感」とか。ジョイスも新古今和歌集も勉強してないので、その分は損した感もあったなぁと。続き2020/01/05

広瀬研究会

7
山崎正和さんとの対談は、もう阿吽の呼吸という感じ。司馬さんとの場合は、だんだん呼吸が合ってきて興に乗っていくさまが素敵。吉行淳之介のは2編おさめられていて、仲の良さがうかがえる。でも里見弴とか堀口大學とか先輩を相手にしている回が一番面白かった。丸谷さんと一緒に往時の文壇の雰囲気を教わっている感じがして、こちらまで感激した。2015/03/15

魔魔男爵

5
好きな作家ネタは、司馬遼太郎、林達夫、オクタビオ・パス、半藤一利、大岡信があって満足。エセイ傑作選という題は、3/4嘘である。エセイは百Pちょっと、他の三百Pは対談、鼎談である。理系ネタは、京大生物学者岡田節人(ときんど)のみ。古臭い日本文学ネタが多くて、反日主義者には辛いだろう。2017/07/10

でんすけ

2
一巻と比べてだいぶ対談多めなので、続けて読むとちょっとだけつまずいた。バカエロい対談は盛り上がって楽しい。かと思えば物の見方ががらっと変わるような新鮮な話を広げてみたり。スピーチ集も出ないかなあ。2015/12/02

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