文春文庫<br> 64(ロクヨン)〈下〉

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文春文庫
64(ロクヨン)〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167902933
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

昭和64年に起きたD県警史上最悪の事件を巡り警務部と刑事部が全面戦争に突入。その狭間に落ちた広報官・三上は己の真を問われる。

内容説明

記者クラブとの軋轢、ロクヨンをめぐる刑事部と警務部の全面戦争。その狭間でD県警が抱える爆弾を突き止めた三上は、長官視察の本当の目的を知り、己の真を問われる。そして視察前日、最大の危機に瀕したD県警をさらに揺るがす事件が―。驚愕、怒涛の展開、感涙の結末。ミステリベスト二冠、一気読み必至の究極の警察小説。

著者等紹介

横山秀夫[ヨコヤマヒデオ]
1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。91年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。98年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞。2000年「動機」で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

1032
面白かった。上巻の感想で、警察を舞台とした企業小説と書いた。そう思わせるのも、終盤でミステリ要素を爆発させるための、著者の技巧だったのか。記者クラブとついに雪融けと思わせて、新たな誘拐事件が起こり物語は動く。この辺りの、記者クラブと和解→事件発生でいきなり約束反古?→一致団結 の流れはこれだけでも楽しめる。無言電話の伏線などは、手掛かりとしては、少し都合良くないかと思うものの、"何故"の観点で考えると、これ以上ない一手。日吉と三上娘のストーリー上のポジションも、出過ぎず無意味にならずの、いい案配かと。2019/03/31

hit4papa

475
過去の誘拐殺人事件にとらわれた人々を警察広報官の目を通して描くミステリです。読み進めていくと、著者独特の怒りや悲しみがないまぜになった沸騰感だけではなく、喜びや希望を見いだすことができるでしょう。親子の物語としても夫婦の物語としても友情の物語としても、その人のその時に応じた読み方ができるように思います。

マ・クベ

433
少し展開に無理があったが、おもしろかった。親の執念が犯人を見つけ出し、新たな行動に乗り出す様は、痛快でした。この内容だとやっぱりNHKでないとドラマ化でにないのが納得です!2015/04/10

れみ

428
交通事故の当事者の匿名問題でこじれた広報室と記者クラブの関係が三上の決断によって改善に向かうと思われた矢先、新たな事件によってさらなる危機が…という下巻。刑事部と警務部のどちらでもなく広報官として職を全うしようとする三上の姿に胸を打たれつつも、松岡が、そして当時事件に関わった複数の人々がそれぞれの方法でロクヨンの犯人をいつか捕まえることをずっと考えてたことが分かったとき、本当に堪らない気持ちになった。…さあ、これで映画館で後編を観る準備は整った。2016/06/13

yoshida

373
結論はとてつもなく面白いです。予想外の展開にページを捲る手が止まりませんでした。三上の心の葛藤、彼の流す涙に私も涙しました。腹を割って話す三上への松岡の男気。記者会見の怒号と一つにまとまる広報室。形は違えど本庁に坑する三上と二渡。本庁の狙いと「ロクヨン」の展開。雨宮の三上への言葉。三上が広報官の仕事に矜持を持ち取り組む事により、広報室も変わり、広報室への周囲の態度も変わる。今の自分は三上ほどの矜持を持って仕事に取り組めているか?自分に問い直した。三上の娘が気になるが、夢中になり読む価値のある傑作。2015/04/14

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