文春文庫<br> おまえじゃなきゃだめなんだ

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文春文庫
おまえじゃなきゃだめなんだ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167902759
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

秘かな決意をジュエリーに託し、高級宿の一夜が人生を整える。すべての女子の宝石のような想いを集めた傑作オリジナル短篇集。

「買おう!離婚指輪を」傑作オリジナル短篇集

秘かな決意をジュエリーに託し、高級宿の一夜が人生を整える。すべての女子の宝石のような想いを集めた傑作オリジナル短篇集。

内容説明

ジュエリーショップで、婚約指輪を見つめるカップルたち。親に結婚を反対されて現実を見始めた若い二人と、離婚を決めた大人の二人。それぞれの思いが形になる光景が胸に響く「消えない光」他23編。人を好きになって味わう無敵の喜び、迷い、信頼と哀しみ、約束の先にあるもの―すべての大人に贈る宝石のような恋愛短編集。

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞を受賞。03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞、同年『紙の月』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さてさて

296
『依頼されなければ書かなかったタイプの小説』を中心に24の短編が収録されたこの作品。何を目的に、何を期待して、そして何を見たくて小説を読むのかというそれぞれの読者の思いは異なります。世の中綺麗事だけでは回りません。しかし、現実がそうであるなら”非現実”もしくは”非日常”な小説の世界に、正反対なものを求めたくなる時もあるはずです。そう、この作品はそんな弱ったあなたにの心に寄り添う物語。そう、角田さんの筆の力で心安らかな読後感が保証された物語。角田さんの短編の魅力を再認識した、誰もが前向きになれる作品でした。2021/02/17

yoshida

269
角田光代さんの紡ぎだす文章は、胸の奥を優しく揺さぶる。ショートショートも含めた恋愛短編集。安定して素敵な読後感が楽しめます。今の年代で読めたから、一層そう思えるのかもしれない。どの作品も良いのですが、標題作のリアルさにどきりとしました。若くてちやほやされる時期はすぐに過ぎていく。会社でも新入社員というだけで、ちやほやされる日常。私も社内で平等に接しようと心掛ける毎日。人間の心理を上手く描写してますね。「さいごに咲く花」も面白い。その人の生きざまが花に見える。安定した面白さを持つ傑作。他作も読もう。2015/08/20

ミカママ

248
読み始めはジュエリーを中心にした甘ったるい恋愛小説(しかも苦手な超短編)が続き、げんなり。途中で止めるのも悔しくて、最後まで一気に読んでよかった。なにより表題作がいい。タイトルがすごい。こんなセリフ、好きなオトコに言われてみたいです。この作品集はジュエリーの物語に始まり、ラストまたジュエリーで幕を閉じますが、「離婚指輪」は角田さんらしい着眼。でも次は長編で読みたいです、角田さん。2015/07/20

❁かな❁

188
角田光代さんの作品を読むのは6作目。大人向けのビターな恋愛短編集♪とても良かったです*今までも角田さんの短編集ばかり読んでますが今作も短編集でした。いろんな恋愛が詰まっていて、それぞれのお話を少しずつ少しずつ読みました*読みながらいろんな女性の気持ちになり、切なくなったり、素敵だなと思ったりしました。ジュエリーが関係したお話も多かったです。別れの話や辛い話でも読後感良いです!特に心に残ったのは『最後のキス』『幼い恋』『おまえじゃなきゃだめなんだ』『それぞれのウィーン』『消えない光』。とても良かったです♡2015/04/05

takaC

186
むむ、これを傑作短篇集と呼んで良いんだろうか・・・2017/03/06

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