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文春文庫
日本とインド いま結ばれる民主主義国家―中国「封じ込め」は可能か

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167902322
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0195

出版社内容情報

歴史的にも友好関係を維持してきた日本とインド。新たなる対中「同盟」関係構築のために櫻井よしこがインドに乗り込み訴えたこと。

中国の軍拡に対抗するための日印同盟は樹立可能か?

歴史的にも友好関係を維持してきた日本とインド。新たなる対中「同盟」関係構築のために櫻井よしこがインドに乗り込み訴えたこと。

内容説明

尖閣、南シナ海、インド洋などへの膨張を強め、周辺諸国を恫喝する中国。その高まる一方の軍事的脅威にいかに対抗すべきなのかを、櫻井よしこをはじめとする日本とインドの論客が冷静に分析。歴史的にも友好関係を維持してきた日本とインドによる、新たな「対中同盟」関係構築によって、「中国封じ込め」は実現可能か?

目次

第1部 日印関係の過去・現在・未来を洞察する(歴史的絆から戦略的グローバル・パートナーシップへ(平林博)
中国「封じ込め」は可能か―9条改正のすすめ(アルジュン・アスラニ)
中国軍拡止まず インド洋・南シナ海浪高し(川村純彦)
インドから見た「中国の脅威」とは(カンワル・シバル)
武器輸出三原則緩和によって強化される日印戦略関係(島田洋一)
中国に対しては「結束し抑え込む」しか道はない(C・ラジャ・モハン)
核と原子力をめぐる日印関係(金子熊夫)
印日が手を組めば中国に勝てる(ブラーマ・チェラニー)
インドへの進出で中国に立ち遅れる日本(近藤正規))
第2部 インドで考え、訴え、話し合ったこと(海で出会う二つの民主主義国家(安倍晋三)
アントニー国防大臣との対話(安倍晋三/櫻井よしこ)
海洋安全保障で日本との協力を(シブシャンカル・メノン)
国基研&インド世界問題評議会共催セミナー)
第3部 インド洋の覇権争い 21世紀の大戦略と日米同盟―日米安保改定50周年シンポジウム(櫻井よしこ/田久保忠衛;長島昭久;楊明傑/ブラーマ・チェラニー/マイケル・ピルズベリー)

著者等紹介

櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」記者、日本テレビニュースキャスターを経て、現在フリーランスのジャーナリスト。国家基本問題研究所理事長を務める。『エイズ犯罪血友病患者の悲劇』(中央公論新社)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。そのほかに菊池寛賞、正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

25
著者の中国に対する危機感と、それに対する日印の連携。元駐印大使、元駐日インド大使、専門家などによる日印の歴史解説やパネルデスカッションなど掲載。大陸国家である中国が海洋に進出というのはインド、ブータン以外殆ど国境問題を済ませ、海洋へ力を注げるから。中国は一帯一路により覇権を求めインド洋などで台頭しつつある(真珠の首飾り)。それに対しインドは中国全土を射程に収めるICBMを保有し、中国に対する抑止力を持つ。インドも南シナ海は重要なルートでありベトナム、米国との繋がりを深めている。続く→2018/07/31

ゆきまさくん

2
日々増大する中国の脅威に対し、インドの日本の識者がそれぞれの立場で連携の必要性を説く。共に隣国に脅威をさらされる国同士、米国や豪州との連携も踏まえ、いかに連携していくべきか。日印原子力協定の経緯や意義も述べられている。2019/01/10

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