文春文庫<br> 楽天道

個数:
電子版価格
¥710
  • 電書あり

文春文庫
楽天道

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 22時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167902315
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

五十からは後姿に気をつけて、六十代は性欲に心得を持つべき。年齢なりの賢さがあってこそ人生は充実する! 爽快エッセイ集。

容姿だけ美しくても、元気がなければ! 爽快エッセイ

五十からは後姿に気をつけて、六十代は性欲に心得を持つべき。年齢なりの賢さがあってこそ人生は充実する! 爽快エッセイ集。

内容説明

後ろ姿に思いがけぬ老いがにじむ50代以降をどう生きるべきか。容色、体力、記憶力の衰えをありのままに受け止め、「愛される老人」となることを断固拒否し、富めるときも貧しいときも平然と上機嫌に暮らしたい!現在に対して用心したくない!人を疑わない!何でもうまくいくと思う!苦労の中から生まれた珠玉の楽天道を説く傑作エッセイ集。

目次

1章 五十からの底力
2章 六十代の誇り
3章 めげない老い
4章 親のツトメ
5章 女のおかしさ・男のおかしみ
6章 楽天的知恵
7章 こんな一言

著者等紹介

佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。ユーモアにいろどられた世相風刺と、人生の哀歓を描く小説やエッセイは多くの読者のこころをつかむ。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

34
これは文庫本だが、単行本で4年前に登録していたのだった。著者が50代60代の頃の作品で、何やらあちこち体調が悪かった時期らしい。仕事も随分断ったらしい。それでも、声が大きくて歩くのが早くて出されたものは残さず食べるから元気だとみられるらしい。一日中座って仕事をしているのに、歩くのが早いってなんでだろう。思うに,著者はせっかちだから家の中でも思いついたことはすぐにやってしまうから自然と足も鍛えられるのだろうか。大声とせっかちは父親似らしい。もう90代だがお元気でいてもらいたい。2021/03/17

りずみぃ

30
私が物心ついた頃から佐藤愛子さんは変わっていない。森光子さんが優しい「お母さん」の象徴なら、佐藤愛子さんは「お母ちゃん」キャラ。頑固で怒りっぽくて、勿体ないが口癖で‥‥でも最後の最後では味方になってくれる感じ。ブレない人は見ていて気持ち良いもの。ひたすらまっすぐ直球勝負の50代60代の頃のエッセイ集。2018/03/06

tonpie

26
(本文引用) 私が敬慕する大詩人吉田一穂先生は、何かというと馬鹿野郎呼ばわりをする人だった。はじめて先生を訪れた時、私は「女にものは書けないよ」といわれてドギモを抜かれた。 「いつも自分を正しいと思っている奴に、ものが書けるわけがないんだ…」  その言葉は私の中に雷鳴のように響き渡り、私は稲妻に串刺しにされた思いだった。以来、私は先生の罵言をどれだけ聞いたかもしれない。それは激しく、情熱的で、ムチャクチャだった。(魅力ある人 p165)2022/10/18

kaoriction@感想は気まぐれに

22
遠藤周作との関係性、かけ合い、やり取り が可笑しくて、面白くて、ツボ。声をあげて笑ってしまった。島本理生を平行読みしていて、極めてナイーブな、真剣、深刻な場面でタイムリーに「遠藤周作」が出てきて、主人公の女性ととある男性が遠藤作品について真面目に語るのだが、佐藤愛子とのやり取りが思い起こされ、吹いてしまった。全くそんな場面ではないし笑いの要素なんてないのに。それくらい、島本理生が吹っ飛ぶくらい、強烈な佐藤愛子、なのだ。まだ若き日の佐藤愛子だが、毒舌は健在。裏に潜む優しさもあり。息抜き、人生のサプリメント。2020/12/22

紫羊

15
佐藤愛子さんの楽天主義は養老孟司さんの本でも取り上げられていた。平穏時ならともかく、自分の身に不幸が降りかかってきた時に楽天道を貫くのは難しい。しかし何という痛快さ。ぜひ見習いたい。2022/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8645340
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。