文春文庫<br> 真田三代〈下〉

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文春文庫
真田三代〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167902285
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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内容説明

人は利で動く。義など方便に過ぎぬ―幸隆と昌幸はそう考える合理主義者だった。しかし上杉家での人質生活で直江兼続と出会った幸村は、彼を心の師と仰ぎ、自らの義を模索する。秀吉すでに亡く、家康により世は定まりつつある。戦国が終わりへ向かう中、強きものになびかず誇りを貫いたその輝きを描く完結篇。

著者等紹介

火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て88年『花月秘拳行』で作家デビュー。上杉景勝の家臣、直江兼続の生涯を描いた『天地人』は2007年第13回中山義秀文学賞を受賞し、09年のNHK大河ドラマの原作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

365
三代に渡る物語を、上下巻で纏めるだけでも、かなりの駆け足になることは容易に想像がつくというのに、直江家贔屓が高じた初恋話や、幸村の兄信之まで網羅しようとするものだから、史実部分はいやに平坦な説明文だけで済まされてしまい、著者の他作品からそのまま転載したような説明も多い。幸村の生き様を"義"に絡めて片付けてしまっているのも、個人的には違和感が拭いされない。初音がちらっと名だけ登場するのはファンサービスなのかもしれないが、それであれば『天地人』にも兼続の妹きたを出して欲しかったと思うのは欲張りか。2020/05/15

yoshida

187
上田城築城から豊臣秀吉の天下統一、関ヶ原合戦、大坂冬の陣・夏の陣迄を真田昌幸、子息である信之・信繁を中心に描く。地方の一小大名の矜恃が描かれています。丁寧な作品ですが、関ヶ原や大坂の陣はもっと見せ場を作っても良かったのではと思ってしまいます。エンタメ度は司馬遼太郎氏の「城塞」や「軍師二人」が好みかな。大勢力に屈せずに自家の存続の為に、必死で知恵を働かせる真田一族。その姿は現代にも繋がるものがあると感じた。火坂雅志氏はそれを伝えたかった為に、合戦場面をを抑え目に描いたのかもしれないと感じた作品です。2016/02/01

ナイスネイチャ

173
面白かった。やはり昌幸が際立ってます。最後の大坂の陣も迫力満点でしたが、やはり昌幸の反骨精神、弱者の戦いは素晴らしいの一言。後、直江兼続もちょっと登場して創作とはいえ楽しめました。2015/10/12

mapion

144
大勢力に屈することなく、父昌幸の智謀がここかしこで発揮される。兄信幸は徳川に、幸村は秀吉に仕えることに。やがて秀吉が逝き関ケ原の合戦があり、大阪の冬の陣を経て、夏の陣で幸村の最期を観る。父昌幸は関ケ原の合戦時にも家康に叛し屈することなく、幸村は大阪の陣で家康側を苦しめる。弱小勢力で滅ぼされ忘れられる一族が多い中、真田一族は後世に名を残す。真田一族は魅力ある題材で今も多くの小説に書かれ続けている。この小説もしかり。真田一族の魅力を十分に感じ、ここに書ききれない戦国時代の大小名たちのあれこれを堪能して読了。2025/05/12

ALATA

98
「人が人として、あるべき美しき姿」…「昌幸」と「幸村」求めるものは違えどもおのれを筋を通した真田一族の熱い戦いの物語でした。二度にわたる上田城合戦、関ヶ原に続くまつりごと、間者による情報戦には歴史の流れが感じられ堪能しました。信行は本多忠勝の娘、幸村は大谷吉継の娘を正室に迎え以後お互い相いれない立場となるところは時代の流れか、辛いものがある。城を追われる昌幸に子を連れた小松殿が見送る場面は涙★5「いずれが勝とうとも、真田の家名と血筋は残る」天下分け目の戦いに挑む昌幸の姿。生きていることが愉快だ!2025/09/22

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