出版社内容情報
毎朝、早起きしてみそ汁をつくること――それが癌で逝った三十三歳の母と五歳の娘の「約束」だった。静かな感動に満ちた家族の物語。
メディアで大反響の感動作、待望の文庫化!
毎朝、早起きしてみそ汁をつくること――それが癌で逝った三十三歳の母と五歳の娘の「約束」だった。生きることは食べること。生きる力に心を揺さぶられる、家族の物語。
内容説明
「私はがんになった後に、ムスメを授かりました。だから、この子を残して、死ななければなりません」。33歳で逝った母が5歳の娘と交わした約束、それは「毎朝、自分でみそ汁をつくること」。だから、はなちゃんは毎朝、みそ汁をつくる。生きることは食べること。“生きる力”に心を揺さぶられる感動の記録。
目次
第1章 乳がんと結婚と
第2章 命がけであなたを産んだ
第3章 食べることは生きること
第4章 全身転移
第5章 「ママ、おっぱい、ちょきんて切られたの?」
第6章 遺していく娘との約束
第7章 最期の日々
第8章 はなちゃんのみそ汁
著者等紹介
安武信吾[ヤスタケシンゴ]
1963年生まれ。福岡県出身。下関市立大学を卒業後、西日本新聞社入社。久留米総局、宗像支局、運動部などを経て、現在は地域づくり事業部。同社剣道部監督
安武千恵[ヤスタケチエ]
1975年生まれ。長崎県出身。福岡教育大学大学院修了後、小学校の音楽教師として勤務。がん闘病中にブログ『早寝早起き玄米生活』を綴る。2008年7月11日逝去
安武はな[ヤスタケハナ]
2003年生まれ。福岡県出身。「枕崎鰹節ジュニア大使」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんこ
壱萬参仟縁
はつばあば
katsubek