出版社内容情報
「若者を受け入れない社会は動脈硬化した社会」「中国の政治家は、みんな演技家ですよ」――。四十年前とは思えない示唆に富む対談。
司馬さんの「しゃべり」の魅力に溢れた一冊
「若者を受け入れない社会は動脈硬化した社会」「中国の政治家は、みんな演技家ですよ」――。四十年前とは思えない示唆に富む対談。
梅棹忠夫・・・日本は“無思想時代”の先兵
犬養道子・・・“あっけらかん民族”の強さ
梅原 猛・・・西洋が東洋に学ぶ時代
向坊 隆・・・日本の繁栄を脅かすもの
高坂正堯・・・政治に“教科書”はない
辻 悟・・・・若者が集団脱走する時代
陳舜臣・・・・日本人は“臨戦体制”民族
富士正晴・・・“サル”が背広を着る時代
桑原武夫・・・“人工日本語”の功罪について
貝塚茂樹・・・中国とつきあう法
山口 瞳・・・東京・大阪“われらは異人種”
今西錦司・・・人類を救うのはアフリカ人
内容説明
司馬遼太郎が各界の識者と思索を深めることによって浮かびあがった1960~70年代の問題点は、21世紀になっても続く諸問題の萌芽だった。梅棹忠夫、犬養道子、梅原猛、向坊隆、高坂正堯、辻悟、陳舜臣、富士正晴、桑原武夫、貝塚茂樹、山口瞳、今西錦司と、日本人の生き方について真摯に、時に愉快に語り合う。
目次
梅棹忠夫―日本は“無思想時代”の先兵
犬養道子―“あっけらかん民族”の強さ
梅原猛―西洋が東洋に学ぶ時代
向坊隆―日本の繁栄を脅かすもの
高坂正堯―政治に“教科書”はない
辻悟―若者が集団脱走する時代
陳舜臣―日本人は“臨戦体制”民族
富士正晴―“サル”が背広を着る時代
桑原武夫―“人工日本語”の功罪
貝原茂樹―中国とつきあう法
山口瞳―東京・大阪“われらは異人種”
今西錦司―人類を救うのはアフリカ人
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923~96。作家。「梟の城」で直木賞受賞。93年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
James Hayashi
aponchan
時代
おとん707