文春文庫<br> 日本人を考える―司馬遼太郎対談集 (新装版)

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文春文庫
日本人を考える―司馬遼太郎対談集 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 367p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167901257
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「若者を受け入れない社会は動脈硬化した社会」「中国の政治家は、みんな演技家ですよ」――。四十年前とは思えない示唆に富む対談。

司馬さんの「しゃべり」の魅力に溢れた一冊

「若者を受け入れない社会は動脈硬化した社会」「中国の政治家は、みんな演技家ですよ」――。四十年前とは思えない示唆に富む対談。

梅棹忠夫・・・日本は“無思想時代”の先兵
犬養道子・・・“あっけらかん民族”の強さ
梅原 猛・・・西洋が東洋に学ぶ時代
向坊 隆・・・日本の繁栄を脅かすもの
高坂正堯・・・政治に“教科書”はない
辻 悟・・・・若者が集団脱走する時代
陳舜臣・・・・日本人は“臨戦体制”民族
富士正晴・・・“サル”が背広を着る時代
桑原武夫・・・“人工日本語”の功罪について
貝塚茂樹・・・中国とつきあう法
山口 瞳・・・東京・大阪“われらは異人種”
今西錦司・・・人類を救うのはアフリカ人

内容説明

司馬遼太郎が各界の識者と思索を深めることによって浮かびあがった1960~70年代の問題点は、21世紀になっても続く諸問題の萌芽だった。梅棹忠夫、犬養道子、梅原猛、向坊隆、高坂正堯、辻悟、陳舜臣、富士正晴、桑原武夫、貝塚茂樹、山口瞳、今西錦司と、日本人の生き方について真摯に、時に愉快に語り合う。

目次

梅棹忠夫―日本は“無思想時代”の先兵
犬養道子―“あっけらかん民族”の強さ
梅原猛―西洋が東洋に学ぶ時代
向坊隆―日本の繁栄を脅かすもの
高坂正堯―政治に“教科書”はない
辻悟―若者が集団脱走する時代
陳舜臣―日本人は“臨戦体制”民族
富士正晴―“サル”が背広を着る時代
桑原武夫―“人工日本語”の功罪
貝原茂樹―中国とつきあう法
山口瞳―東京・大阪“われらは異人種”
今西錦司―人類を救うのはアフリカ人

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923~96。作家。「梟の城」で直木賞受賞。93年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

43
司馬さんが各界の人と対談して浮かび上がった70年代の諸問題は21世紀の今も変わらぬ問題なのですね。未来に希望を見ていた人々が今の世を見たら何を思うのか考えてしまいます。2022/05/05

James Hayashi

23
梅原猛との対談が面白い。大体50年前の対談だが、創価学会が日の出の勢いで伸びている頃で世間が注目していたことがわかる。また貝塚茂樹氏との中国人との付き合い方は現代も通じるだろう。2021/05/19

aponchan

15
司馬遼太郎氏作品乱読のうちの一冊。50年前の対談集とかなり古い本だが、明治生まれ・大正生まれの知識人たちとのレベルの高い対談は、非常に面白い。明治生まれの立身出世主義、大正生まれの特徴等々は祖父母のことを思い出しながら読んで、楽しめた。自分にとって少し古い本で、日本人のことを書いてあると現在から読んでみると感じるものがある。こういう本は、大切だと思う。2019/10/14

時代

13
司馬さんとの対談集。京都大学にゆかりのある人が多い気がする。いずれにせよ、あっしの生まれる前になされた話。今読む事にその意味を見出す◯2020/03/19

おとん707

11
およそ半世紀前の司馬遼太郎と各界を代表する識者12人との対談集。感銘を受けたかといえば否だ。識者夫々の知見を交えて未来を予想しているが今読むと外れが多い。司馬遼太郎にはある事象を捉えて物事を単純化して「だからこうなんだ。」と全体を簡単に結論付ける癖があると前から思っていたが、それが対談を悪い方に引っ張ってしまった。これが小説ならフィクションだからそれで話を展開しても一向にかまわないが、評論の世界では自分の予想もつかない世界もあるという前提で語らないと自己の思考の枠を超えずにミスリードするのではないか。2022/05/24

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