出版社内容情報
幸福な少年時代、生き別れた母のこと、競馬、小説の奇蹟。人気作家の人生の風景に酔う、単行本未収録多数の傑作エッセイ集。
二人の母のこと、幸福について。名エッセイ集
幸福な少年時代、生き別れた母のこと、競馬、小説の奇蹟。人気作家の人生の風景に酔う、単行本未収録多数の傑作エッセイ集。
内容説明
「本を読むより外で遊べ」と説教され、「まさか小説家になろうとしているわけじゃなかろうな」と非難された少年時代。生き別れた母を想い、ともに暮らす家族に尽くし、週末ごとの競馬を傍らに全身全霊で小説の神様に向き合ってきた人気作家が、胸熱くする人生の景色を、深く洒脱に紡ぐ。名人の筆に酔いしれる傑作エッセイ集。
目次
第1章 プラットホームにて
第2章 二人の母
第3章 骨のかけら
第4章 器用貧乏
第5章 ダビドフのパイプ
第6章 小説家という聖職
第7章 競馬場で会おう!
第8章 英雄の足跡
著者等紹介
浅田次郎[アサダジロウ]
1951(昭和26)年、東京生まれ。著書に「地下鉄(メトロ)に乗って」(第16回吉川英治文学新人賞)「鉄道員(ぽっぽや)」(第117回直木賞)「壬生義士伝」(第13回柴田錬三郎賞)「お腹召しませ」(第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞)「中原の虹」(第42回吉川英治文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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