出版社内容情報
「あの戦争」の最大の英雄にして悲劇の人の真実を、半藤さんが熱をこめて語る。役所広司さんが五十六役となり、映画化もされた名作。
内容説明
誰よりも日米開戦に反対していたにもかかわらず、海軍軍人として真珠湾攻撃を決断せざるをえなかった山本五十六。「昭和史の語り部」半藤さんが、郷里・長岡の先人であり、あの戦争の最大の英雄にして悲劇の人の真実について、熱をこめて語り下ろした話題の一冊が、待望の文庫化。役所広司の五十六役で、映画化もされた。
目次
第1章 海軍次官としての奮闘努力(鈴木貫太郎を訪ねて;二・二六事件で明けた年 ほか)
第2章 開戦へと「急坂を転がる石」(ドイツ軍ポーランド侵攻開始;米内内閣の成立と崩壊 ほか)
第3章 「われ奇襲に成功せり」(即刻辞表を出せ!;ハル・ノートからの一瀉千里 ほか)
第4章 ミッドウェーの落日(戦争はその名を変えて;緒戦に大勝したあと ほか)
第5章 山本長官の最後の決断(隠されたミッドウェーの敗北;ガ島で飛行場をめぐる悪戦苦闘 ほか)
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で、第60回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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