出版社内容情報
学校で輝いたことのない普通の子供だったわたしがどうやって作家に? 作家の日常や上京した頃を綴った著者初の「自分マンガ」。
ひょっとすると「作家」は明日なれちゃう職業かも?
学校で輝いたことのない普通の子供だったわたしがどうやって作家に? 作家の日常や上京した頃を綴った著者初の「自分マンガ」。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
131
益田ミリさんの本は重い内容の本を読んだ後とか、気分転換で読んだりしますが、1冊を1年で書いていると知り申し訳なくなってしまいました。作家さんは色々な編集者と会うけど色々なことを感じます。イメージ的に家に原稿を取りに来るかと思ったのですが、そうでもないですね。そして全く興味が無いことにも出かけていくのは、ハッとする言葉に会うためというのが作家さんらしいです。ちゃんとネタにしてるし(笑)たまに益田ミリさんの本の中でハッとする言葉に会うことがありますが、キャッチコピーの才能がありますね。2019/02/27
yamaneko*
61
自分や他者(編集者)の観察や批評が、あっけらかんとして冷静で、独特なテンポ。酒井順子さんの漫画家版??根拠のない自信というか、落込みも楽観もせず、淡々と行動できるのが素晴らしいとおもいます。2014/07/01
ぶんこ
57
川柳にTシャツやラーメンのキャッチコピーと多才なのに驚きました。マイナス思考なところが苦手と思っていたのですが、どうしてどうして自信家でした。こういう自信を持てるとは見直しました。少し遠ざかろうと思っていたのですが、もっと読みたくなってきました。ご家族がいいですね。2017/09/13
アクビちゃん@新潮部😻
55
いつも、ミリさんの目の付け所に共感し楽しく読ませてもらってます😊 この作品は「作家生活」での出来事なので、共感はなく「ふーん、こんな風に出版社との打ち合わせするね」などと知らない世界を楽しく覗かせてもらいました。食べていける保証もないのに、いきなり東京に住み始める度胸と見送る家族の懐の深さが凄い! 2023/02/25
イオちゃん
48
益田さんの自叙伝的マンガ。油絵専攻で、どんな絵を描いていたんだろう?とか、このマンガを読んでドキッとした編集者がいたんだろうな、とか思いながら読んだ。カップヌードルのキャッチコピー「朝帰りの味を知らないで大人になんかなりたくない」というのも、雰囲気があって、グランプリを取ったのもうなずける。賞品の10万円分のカップ麺をお母さんが近所に安く売ったというのが、いかにも大阪のおかん?らしくてウケた。ふつうっぽいようで、でもやっぱりセンスや行動がふつうじゃない益田さんだけど、等身大な感じがウケている理由かな。2016/04/25




